通り風／柿原徹也

(どれくらいみわたせば)

どれくらい見渡せば

(きみのごーるがみえる)

君のゴールが見える？

(きまってんだろこたえは)

決まってんだろ答えは

(あのばしょをめざすだけ)

あの場所を目指すだけ

(くたくたになったきのうが)

くたくたになった昨日が

(きょうのぼくらをつくる)

今日の僕らを作る

(ひかってんだろうごらんよ)

光ってんだろう？ご覧よ

(せのびすればみえるかい)

背伸びすれば見えるかい？

(ころんでたちどまったあのばしょは)

転んで立ち止まったあの場所は

(おぼえているのになぁ)

覚えているのになぁ

(わすれないですべてひとつのみちだよ)

忘れないで　全てひとつの道だよ

(ぼくはきっととおりかぜ)

僕はきっと通り風

(きみにあったすぴーどで)

君に合ったスピードで

(そのふあんをそうふきとばそう)

その不安をそう　吹き飛ばそう

(ちゃんとつかまっておいでよ)

ちゃんとつかまっておいでよ

(ふりはらったおくびょうかぜ)

振り払った臆病風

(またもどってきたんだね)

また戻って来たんだね

(それはそれでいいよきみにはなんたって)

それはそれでいいよ　君にはなんたって

(ぼくがいるからね)

僕がいるからね

(むずかしくかんがえこんだ)

難しく考え込んだ

(きみももちろんすてきだよ)

君ももちろん素敵だよ

(それだけたしかで)

それだけ確かで

(おおきなこたえがまってるものね)

大きな答えが待ってるものね

(とはいったってかろやかに)

とは言ったって軽やかに

(とべるにこしたこたないだろう)

跳べるに越したこたないだろう

(そんなときはいっしょにいこう)

そんな時は一緒に行こう

(とびこえてみせるさ)

跳び越えてみせるさ

(いろんなよくぼうだってきぼうにのせ)

色んな欲望だって希望に乗せ

(たくしちゃえばいいじゃないの)

託しちゃえばいいじゃないの

(だれがどうあるべきなんてさきめんなよ)

誰がどうあるべきなんてさ　決めんなよ

(ぼくはきっととおりかぜ)

僕はきっと通り風

(きみとさっとふきぬけて)

君とさっと吹き抜けて

(すぎたもうそうおおきくわらいあおう)

過ぎた妄想　大きく笑い合おう

(ばかみたいってわらいあおう)

バカみたいって笑い合おう

(きみにとっちゃむかいかぜ)

君にとっちゃ向かい風

(むかっていくのがわるいかね)

向かって行くのが悪いかね

(ぜんしんでうけとめていまをかんじていこう)

全身で受け止めて　今を感じて行こう

(りょうてをひろげて)

両手を広げて

(ぼくらたりないもんばかり)

僕ら　たりないもんばかり

(いつもさがして)

いつも探して

(そこにあるかがやきをわすれ)

そこにある輝きを忘れ

(みうしなってしまう)

見失ってしまう

(どこをみわたしたって)

どこを見渡したって

(きみのごーるはみえるんだ)

君のゴールは見えるんだ

(ぼくはきっととおりかぜ)

僕はきっと通り風

(きみにあったすぴーどで)

君に合ったスピードで

(ふあんはそうふきとばそう)

不安はそう　吹き飛ばそう

(ちゃんとつかまっておいでよ)

ちゃんとつかまっておいでよ

(ふりはらったおくびょうかぜ)

振り払った臆病風

(またもどってきたんだね)

また戻って来たんだね

(それはそれでいいよきみにはなんたって)

それはそれでいいよ　君にはなんたって

(ぼくがいるからね)

僕がいるからね