歌詞タイピング/岡林信康
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歌詞(問題文)
(あるひがっこうのせんせいが せいとのまえでせっきょうした)
ある日学校の先生が 生徒の前で説教した
(「てすとで100てんとらへんと りっぱなひとにはなれまへん」)
「テストで100点とらへんと 立派な人にはなれまへん」
(くそくらえったらしんじまえ)
くそくらえったら死んじまえ
(くそくらえったらしんじまえ)
くそくらえったら死んじまえ
(このよでいちばんえらいのは)
この世で一番偉いのは
(でんしけいさんき)
電子計算機
(あるひまじめなおやじさん むすこをよんでこういった)
ある日真面目な親父さん 息子を呼んでこう言った
(「しごとのことだけかんがえて まいにちせっせとはたらいてちょうだいよ」)
「仕事のことだけ考えて 毎日せっせと働いてちょうだいよ」
(くそくらえったらしんじまえ)
くそくらえったら死んじまえ
(くそくらえったらしんじまえ)
くそくらえったら死んじまえ
(もんくもいわずにせっせとはたらく)
文句も言わずにせっせと働く
(きかいのぶぶんひん)
機械の部分品
(あるひかいしゃのしゃちょうはん しゃいんをあつめてくんじした)
ある日会社の社長はん 社員を集めて訓示した
(「きみたちわたすをはなれては まんずいきてはいけないみのうえさ」)
「君たちワタスを離れては マンズ生きてはいけない身の上さ」
(くそくらえったらしんじまえ)
くそくらえったら死んじまえ
(くそくらえったらしんじまえ)
くそくらえったら死んじまえ
(かねでかわれたどれいだけれど)
金で買われた奴隷だけれど
(こころはおれのもの)
心は俺のもの
(あるひせいじかせんせいが でっかいつらしてこういった)
ある日政治家先生が でっかい面してこう言った
(「きみたちまじめにべんきょうして あたしのようになるんだよ」)
「君たち真面目に勉強して アタシのようになるんだよ」
(くそくらえったらしんじまえ)
くそくらえったら死んじまえ
(くそくらえったらしんじまえ)
くそくらえったら死んじまえ
(ぜいきんちょろまかして2ごうをもつなど)
税金ちょろまかして2号をもつなど
(おいらもやりたいなあー)
オイラもやりたいなあー
(あるひせいなるしゅうきょうか しんじゃのまえでおせっきょう)
ある日聖なる宗教家 信者の前でお説教
(「このよでがまんをしていれば きっとてんごくいけまっせ」)
「この世で我慢をしていれば きっと天国行けまっせ」
(うそこくなこのやろう)
ウソこくなこの野郎
(こきゃーがったなこのやろう)
こきゃーがったなこの野郎
(みてきたようなうそをこくなよ)
見て来た様なウソをこくなよ
(せいなるかみのししゃ)
聖なる神の使者
(あるひせいふのおえらがた しんぶんきしゃのはっぴょうした)
ある日政府のお偉方 新聞記者の発表した
(「せいぎとじゆうをまもるため せんそうしなくちゃならない」と)
「正義と自由を守るため 戦争しなくちゃならない」と
(うそこくなこのやろう)
ウソこくなこの野郎
(こきゃーがったなこのやろう)
こきゃーがったなこの野郎
(おまはんらがもうけるために)
おまはん等が儲けるために
(わてらをころすのけ?)
わてらを殺すのけ?
(あるひそれんのおえらがた ちぇこのもんだいでこういった)
ある日ソ連のお偉方 チェコの問題でこう言った
(「なかまのきけんをすくうため しんにゅうしたのよゆるしてね」)
「仲間の危険を救うため 侵入したのよ許してね」
(うそこくなこのやろう)
ウソこくなこの野郎
(こきゃーがったなこのやろう)
こきゃーがったなこの野郎
(ちえこはなんにもいわないけれど)
知恵子は何にも言わないけれど
(きもちはよくわかる)
気持ちはよく分かる
(あるひあめりかのおえらがた ちぇこのもんだいでこういった)
ある日アメリカのお偉方 チェコの問題でこう言った
(「そらみたことかおそろしい きょうさんしゅぎはあきまへんで」)
「そら見たことか恐ろしい 共産主義はあきまへんで」
(うそこくなこのやろう)
ウソこくなこの野郎
(こきゃーがったなこのやろう)
こきゃーがったなこの野郎
(そういうことはべとなむしんりゃく)
そういう事はベトナム侵略
(やめてからぬかしやがれ)
止めてから抜かしやがれ
(あるひおえらいしょうせつか せんきょにたってこういった)
ある日お偉い小説家 選挙に立ってこう言った
(「せいねんのくにをつくるため あたしゃぶんがくすてたのよ」)
「青年の国を作るため アタシャ文学捨てたのよ」
(あまえるなこのやろう)
甘えるなこの野郎
(あまったれるなこのやろう)
甘ったれるなこの野郎
(おとうとつれてせんきょをやるなぞ)
弟連れて選挙をやるなぞ
(じじいのやることだ)
ジジイのやることだ
(あるひしわくちゃじいちゃんが わかものよんでこういった)
ある日しわくちゃ爺ちゃんが 若者呼んでこう言った
(「てんのうへいかはかみさまじゃ おまえらたいどがなっとらん」)
「天皇陛下は神様じゃ お前ら態度がなっとらん」
(うそこくなこのやろう)
ウソこくなこの野郎
(こきゃーがったなこのやろう)
こきゃーがったなこの野郎
(てんのうさまもといれにはいれば)
天皇様もトイレに入れば
(かみにたよってる)
カミに頼ってる