ヒカリ　　Claomh Soais

(ちぎれそうなこころで)

ちぎれそうな心で

(くらいみちをあるいてきたんだね)

暗い道を　歩いてきたんだね

(がんばったねってことばは)

「頑張ったね」って言葉は

(まだきみにとどくかな)

まだ君に届くかな

(おとなはばりあをはれるから)

大人はバリアを張れるから

(ずいぶんへいきそうにみえるけど)

随分平気そうに見えるけど

(なにもはれないきみとおなじ)

何も張れない君と同じ

(おなじこころでできてるんだよ)

同じ心で出来てるんだよ

(ひかりをひかりをきみのあしもとに)

ヒカリを　ヒカリを　君の足元に

(ゆめをゆめをそのめにもういちど)

夢を　夢を　その目にもう一度

(なにももっていないと)

何も持っていないと

(ちいさくわらうきみのみみに)

小さく笑う君の耳に

(それはちがうってことばは)

「それは違う」って言葉は

(うそにしかきこえないかな)

嘘にしか聞こえないかな

(おとなはほうべんをつかうから)

大人は方便を使うから

(わかりにくいかもしれないけど)

わかりにくいかもしれないけど

(きみもたしかにもってるんだ)

君も確かに持ってるんだ

(きみにしかみつけられないなにかを)

君にしか見つけられない何かを

(ひかりよひかりよきみのなかにある)

ヒカリよ　ヒカリよ　君の中にある

(ゆめよゆめよあしたをもういちど)

夢よ　夢よ　明日をもう一度

(いきることをとめたがってたきみは)

生きることを止めたがってた君は

(だれよりもいきたがっていた)

誰よりも生きたがっていた

(さいごまでたしかなぬくもりをさがしていたけど)

最後まで確かなぬくもりを探していたけど

(そのぬくもりはきみのなかにもあるってことを)

そのぬくもりは君の中にもあるってことを

(ずっとうたっていたんだよ)

ずっと歌っていたんだよ

(ひかりをひかりをきみのあしもとに)

ヒカリを　ヒカリを　君の足元に

(ゆめをゆめをそのめにもういちど)

夢を　夢を　その目にもう一度

(ひかりをひかりをきみのいくさきへ)

ヒカリを　ヒカリを　君のいく先へ

(ゆめをゆめをやすらかなゆめをみて)

夢を　夢を　安らかな夢を見て