原因は自分にある。「スノウダンス」

(はきだしたためいきはしろくほおをかすめた)

吐き出した溜息は　白く頬を掠めた

(きみとみたけしきにあわいゆきがつもる)

君と見た景色に　淡い雪が積もる

(まちがっていないかどうかをさぐりあうまいにち)

間違っていないかどうかを　探り合う毎日

(つかれはてたぼくらはたがいにせをむけた)

疲れ果てた僕らは　互いに背を向けた

(わすれたいことばはわすれられないところに)

忘れたい言葉は　忘れられないところに

(しみついたままはなれないきせつはめぐりくるのに)

染み付いたまま離れない　季節は巡り来るのに

(まきもどせないじかんともどらないあのひびに)

巻き戻せない時間と　戻らないあの日々に

(てをのばすぼくのひとみにうつりこむしろいせかい)

手を伸ばす僕の瞳に　映り込む白い世界

(はきだしたかんじょうとよりそったままあるく)

吐き出した感情と　寄り添ったまま歩く

(つかれてないふりしてむりにわらってみせた)

疲れてないフリして　無理に笑って見せた

(あさいねむりのなかおもいだしたきみのことばは)

浅い眠りの中　思い出した君の言葉は

(ごめんねとありがとうのあいだのさよなら)

ごめんねとありがとうの　間のさよなら

(よるにともるひかりきらびやかにまちをいろどる)

夜に灯る光　煌びやかに街を彩る

(きみはいまなにをみつめてるの)

君は今何を見つめてるの

(はきだしたためいきはしろくほおをかすめた)

吐き出した溜息は　白く頬を掠めた

(きみのいないけしきにあわいゆきがつもる)

君のいない景色に　淡い雪が積もる

(わすれたいことばはわすれられないところに)

忘れたい言葉は　忘れられないところに

(しみついたままはなれないきせつはめぐりくるのに)

染み付いたまま離れない　季節は巡り来るのに

(まきもどせないじかんともどらないあのひびに)

巻き戻せない時間と　戻らないあの日々に

(てをのばすぼくのひとみにうつりこむしろいせかい)

手を伸ばす僕の瞳に　映り込む白い世界

(あのひからうごけなくてきがつけばきみをおもう)

あの日から動けなくて　気が付けば君を想う

(ぼくをひとりおきざりにきせつはまわるなんどでも)

僕を一人置き去りに　季節は廻る何度でも