悪魔城ドラキュラ　セリフタイピング

(くるがいい。ゆりうす、べるもんどぉ！)

来るがいい…。ユリウス、ベルモンドォ！

(おまえのうごきはみきった)

お前の動きは見切った

(だが、おれのちがたたかいをもとめている！やつさえふっかつすれば、たたかいはえいえんにつづくのだ！)

だが、俺の血が戦いを求めている！奴さえ復活すれば、戦いは永遠に続くのだ！

(そのかんがえがおのれじしんのものなら、それもよかろう。)

その考えが己自身のものなら、それもよかろう。

(りさ。わたしは、まちがっていたのか。)

リサ…。私は、間違っていたのか…。

(わたしはみずからのちからでよみがえるのではない。よくぶかなにんげんどもによってよみがえるのだ。)

私は自らの力で蘇るのではない。欲深な人間共によって蘇るのだ。

(じぶんだっていやなことをひとにきくなよ。)

自分だって嫌な事を人に聞くなよ。

(もんどうむよう！いくぞ！)

問答無用！行くぞ！

(あんたのようにじぶんのちからにいきかたをしはいされているようなやつにまけるはずがない)

あんたのように自分の力に生き方を支配されているような奴に負けるはずが無い

(ちからがあるからっていって、ふりかざしていいわけじゃない。)

力があるからって言って、振りかざして良い訳じゃない。

(きさまは、きにいらん。りゆうは、それだけだ。)

貴様は、気に入らん。理由は、それだけだ。

(いや、さいせいするまえにしょうめつさせた。とくにもんだいはない。)

いや、再生する前に消滅させた。特に問題は無い。

(そしてせんりつのよるがおとずれた)

ソシテ　センリツノ　ヨルカ゛　オトス゛レタ

(まかせろ！)

まかせろ！

(しぬかとおもったぜ)

死ぬかと思ったぜ

(あんたころすわ！)

あんた殺すわ！

(できるか、おまえに。べるもんどのちからをあまくみるなよ。)

出来るか、お前に…。ベルモンドの力を甘く見るなよ…。

(いったはずだ。わがいちぞくのちからをあまくみるなと！)

言ったはずだ。我が一族の力を甘く見るなと！

(まくしーむからわかれたおまえなど、さいしょからおれのてきではない。)

マクシームから分かれたお前など、最初から俺の敵ではない。

(おれは、おまえをこえたかった。)

俺は、お前を超えたかった…。

(そして、おまえののがれられないしゅくめいをけしさりたかった。)

そして、お前の逃れられない宿命を消し去りたかった…。

(われにちからを！)

我に力を！

(わがちから、おつかいくだされ！)

我が力、お使いくだされ！

(ばかな、ありえん！わたしがどらきゅらでは、ないというのかーーっ！)

馬鹿な、ありえん！私がドラキュラでは、無いというのかーーっ！

(おまえもにんぎょうになるのだ)

お前も人形になるのだ

(おまえのじかんはここでとまる)

お前の時間はここで止まる

(それもうきいたよ)

それもう聞いたよ

(おれにはヴぁんぱいあはんたーのちがみなぎっている)

俺にはヴァンパイアハンターの血がみなぎっている

(すこしちがでたほうがちょうどいいくらいだ。)

少し血が出たほうがちょうどいいくらいだ。

(うぃーっひひっ！)

ウィーッヒヒッ！

(こんなものか)

こんなものか

(りひたーべるもんど、ヴぁんぱいあはんたーだ。)

リヒター・ベルモンド、ヴァンパイアハンターだ。

(ここはおれのへやだ。なつかしいな。)

ここは俺の部屋だ。懐かしいな。

(あたらんよ)

あたらんよ

(しょーたいむだ)

ショータイムだ

(このかべはおれにはかんけいないな)

この壁は俺には関係ないな

(あら。こんなところにすいっちがあるわね。それじゃあこんしゅうのめだま。ぽちっとな！)

あら。こんな所にスイッチがあるわね。それじゃあ今週の目玉。ポチッとな！

(そんなことは、どうでもいい。)

そんなことは、どうでもいい。

(きさまっ！ひとのこころをもてあそぶとは！ゆるさない！)

貴様ッ！人の心をもて遊ぶとは！許さない！

(いいおんなだぁ)

いい女だぁ…

(べつにそれでいいさ。しょせんせいぎなんて、いっぽうてきなもののみかたにすぎないんだからな。)

別にそれでいいさ。所詮正義なんて、一方的な物の見方に過ぎないんだからな。

(だが、あんたはしんじつをちょくしできないおくびょうものだ。)

だが、あんたは真実を直視できない臆病者だ。

(ひとをすて、にどともどらないものをもとめるより、)

人を捨て、二度と戻らない者を求めるより、

(うんめいをうけいれるゆうきをもつべきだったな。)

運命を受け入れる勇気を持つべきだったな。

(まものをとうばつするときのあのながれるようなうごきが、いまではみるかげもない。)

魔物を討伐するときのあの流れるような動きが、今では見る影もない…。

(こんなところからしんにゅうできるのは、ゆりうすだけよ。)

こんな所から進入できるのは、ユリウスだけよ。

(わがぬしのため、そのたましいいただく！)

我が主のため、その魂いただく！

(かりとらせてもらおう！)

刈り取らせてもらおう！

(わがしろをけがすこざかしいはえをたたきつぶせ！)

我が城を汚す小賢しいハエをたたきつぶせ！

(どらきゅらじょうは、こんとんのさんぶつだ。そのすがたはひとつではない。)

ドラキュラ城は、混沌の産物だ。その姿は一つではない。

(だんじて、ははじゃない！きさま、なにものだ！)

断じて､母じゃない！貴様､何者だ！

(ゆるさん！きさまにはしすらなまぬるい。)

許さん！貴様には死すら生ぬるい。

(ゆめのせかいでのしは、せいしんのしだ。ぬけがらのまま、えいえんにさまようがいい。)

夢の世界での死は､精神の死だ…。抜け殻のまま､永遠にさまようがいい。

(かられるものがいないいま、かるものはふようだ。)

狩られる者がいない今、狩る者は不要だ…。

(もう、ここにはおれのいばしょはなかったのかもしれないな。)

もう､ここには俺の居場所はなかったのかもしれないな…。

(じぶんのにくたいをすてたものに、このよでのいばしょなどない。)

自分の肉体を捨てた者に、この世での居場所などない。

(きさまのすきなあんこくへたびだつがいい。)

貴様の好きな暗黒へ旅立つがいい。

(ちからとは、まもるものがあってこそ、げんかいをこえることができる。)

力とは、護るものがあってこそ、限界を越えることができる。

(あいするものをうしない、あいすることをやめたとき。あなたはすでにまけていた。)

愛する者を失い、愛することを止めた時。貴方は既に負けていた…。

(おれはいまだに、あのしろによばれているきがする。)

俺は未だに、あの城に呼ばれている気がする…。

(ほんとうにいるべきばしょは、あそこなのかもしれない。)

本当にいるべき場所は、あそこなのかもしれない…。

(わらってくれ。ただ、それだけでいい。)

笑ってくれ。ただ、それだけでいい。