最後の恋煩い

(さいごのこいわずらいをはじめようなんどもこれがさいごっていいあおう)

最後の恋煩いを始めよう何度も「これが最後」って言い合おう

(めをとじたってみおとせないだろうひびのこきゅうがみだれだすしゅんかん)

目を閉じたって見落とせないだろう日々の呼吸が乱れだす瞬間

(まあいっかなんてほっておいたらまっさかさまじえんど)

まあいっかなんて放っておいたら真っ逆さまジ・エンド

(それだけはかいひしなくちゃな)

それだけは回避しなくちゃな

(とくだいのばせいもうけとるからいっそいいひとなんてやめちゃえよ)

特大の罵声も受け取るからいっそいい人なんてやめちゃえよ

(せいぜんぞうよのさっしのひょうしをかざるようなとしごろになっても)

生前贈与の冊子の表紙を飾るような年頃になっても

(すべてをかたらいあうふたりでいたい)

全てを語らい合う2人でいたい

(さいごのこいわずらいをはじめよう)

最後の恋煩いを始めよう

(うんざりだよこれだからもうっていいながらもえみがこぼれる)

「うんざりだよ！これだからもう！」って言いながらも笑みがこぼれる

(なんどもこれがさいごっていいあおうさいごのいみがすりへってゆくこと)

何度も「これが最後」って言い合おう最後の意味がすり減ってゆくこと

(しあわせのいみみたいにおもえたぼくら　ｕｈ)

幸せの意味みたいに思えた僕ら Uh

(なれたふりでやりすごせるほどたふなこころなんてないいっさいがっさい)

慣れたふりでやり過ごせるほどタフな心なんてない一切合切

(こらえつづけたあとでかってにおーばーひーとそれはりふじんすぎるなあ)

堪え続けた後で勝手にオーバーヒートそれは理不尽すぎるなあ

(だんちょうのおもいをなげあうのはきっとぼくらだけがもちあわせたせんばいとっきょ)

断腸の思いを投げ合うのはきっと僕らだけが持ち合わせた専売特許

(とはいってもじょうしきのはんいをこえてしまいそうだと)

とは言っても常識の範囲を超えてしまいそうだと

(あたまをりょうてでかかえて　ｕｈ)

頭を両手で抱えて Uh

(さいごのこいわずらいをはじめよう)

最後の恋煩いを始めよう

(にたようなことまえあったよもうっていいながらもどこかふかかいで)

「似たようなこと前あったよもう！」って言いながらもどこか不可解で

(こんやもはかないまよいぼしにとうさいごのいみがましてきて)

今夜も儚い迷い星に問う最後の意味が増してきて

(ねむれないゆめのなみまにのこされてたちつくしている)

眠れない夢の波間に残されて立ち尽くしている

(とつぜんにいっしゅんだけひかってきえるきれいなおもいでより)

突然に一瞬だけ光って消える綺麗な思い出より

(やんちゃなしゅうしんはしょうもないことでもごあいきょう)

やんちゃな終身派しょうもない事でもご愛嬌

(さいごのこいわずらいをはじめよう)

最後の恋煩いを始めよう

(うんざりだよこれだからもうっていいながらもえみがこぼれる)

「うんざりだよ！これだからもう！」って言いながらも笑みがこぼれる

(なんどもこれがさいごっていいあおう)

何度も「これが最後」って言い合おう

(さいごのいみがすりへってゆくこと)

最後の意味がすり減ってゆくこと

(しあわせのいみみたいにおもえたぼくらだいじょうぶだな　ｕｈ)

幸せの意味みたいに思えた僕ら大丈夫だな Uh