アスター

(いちりんのはながまどぎわにうつる)

一輪の花が窓際にうつる

(それははかなくあおじろいあすたー)

それは儚く 青白いアスター

(きょうかいせんのたしゅなはなにきえ)

境界線の多種な花に消え

(うしなったうちにりゆうをもとめてた)

失ったうちに理由を求めてた

(とけないとえない)

解けない 問えない

(あおいはながこころにともる)

青い花が心に灯る

(たとえかなわぬゆめおいかけるのがこわくても)

たとえ 叶わぬ夢 追いかけるのが怖くても

(それまでにであえたきおくはいろあせない)

それまでに出会えた記憶は色褪せない

(あなたのいきかたを)

あなたの生き方を

(えがいたそのばしょを)

描いたその場所を

(おかえりとささやくこえに)

「おかえり」と囁く声に

(あのときゆめみたひーろー)

あの時夢みたヒーロー

(てにとったはながこころにやどった)

手にとった花が 心にやどった

(でもそれはふいにふしぜんにかわる)

でもそれは不意に不自然に変わる

(みしらぬひとのたえまないうそに)

見知らぬ人の絶え間ない嘘に

(きづけばくろくいたんでかれはてた)

気づけば黒く 傷んで 枯れ果てた

(けせない)

消せない

(きえない)

消えない

(なにもかもくろくそまってさ)

何もかも黒く染まってさ

(たとえかなわぬゆめおいかけるのがこわくても)

たとえ 叶わぬ夢 追いかけるのが怖くても

(そのときめぐりあえたきせきがうれしくて)

その時 巡り会えた奇跡が嬉しくて

(かわらないけしきを)

変わらない景色を

(つなげてきたちずを)

繋げてきた地図を

(かざりなんていらないから)

飾りなんて要らないから

(まぶしいみらいのさきへ)

眩しい未来の先へ

(とけない)

解けない

(とえない)

問えない

(あおいはながこころにやどる)

青い花が心に宿る

(たとえ)

たとえ

(たとえかなわぬゆめおいかけるのがこわくても)

たとえ 叶わぬ夢 追いかけるのが怖くても

(それまでにであえたきおくはいろあせない)

それまでに出会えた記憶は色褪せない

(あなたのいきかたを)

あなたの生き方を

(えがいたそのばしょを)

描いたその場所を

(おかえりとささやくこえに)

「おかえり」と囁く声に

(あのときゆめみたひーろー)

あの時夢みたヒーロー