待人
間違えていたらすみません。
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歌詞(問題文)
(なんにもかわらないな)
なんにも変わらないな。
(さきをあるいたきみがあおぬりのそらにめほそませいった)
先を歩いた君が、青塗りの空に目、細ませ言った。
(しめるかぜでながかみのほつれにおもいでがかおった)
湿る風で、長髪のほつれに思い出が香った。
(しらせることはできないけれど)
知らせることはできないけれど。
(よかったこといやなこと)
よかったこと、いやなこと、
(おしつけてしまうにはきれいすぎたんだろう)
押しつけてしまうには綺麗すぎたんだろう。
(きみのあしがとまる)
君の足が止まる。
(かかえたままいくのねとくちびるにあかがさした)
抱えたまま行くのね、と唇に朱がさした。
(ふさぐことはできないけれど)
ふさぐことはできないけれど。
(もどってくれたなら)
戻ってくれたなら……。
(どんなにみじゅくなこころさらけだしても)
どんなに未熟な心さらけ出しても、
(それでもきみがいいよとわらってるから)
それでも君がいいよと、笑ってるから。
(とりとめのないおもいもまたはなしてみてよ)
とりとめのない思いも、また話してみてよ。
(きみのいられるあしたがくるまで)
君のいられる明日が来るまで。
(なつはのかげにひとりかくれこむようにして)
夏葉の影にひとり、隠れこむようにして、
(いっそのことこうしてうかびあがらないでいいと)
いっそのことこうして浮かびあがらないでいいと、
(うつむいたひとみのいろあのころからもかわらなかった)
うつむいた瞳の色、あの頃からも変わらなかった。
(うれしくなったのはひみつにしよう)
嬉しくなったのは秘密にしよう。
(つかいふるしのきもちになまえをあげようとして)
使い古しの気持ちに名前をあげようとして、
(ふりむいたきみをもやすひざしたば)
振り向いた君を燃やす陽ざし束。
(おねがいよけしてしまわないで)
おねがいよ。消してしまわないで。
(ひのこなにされてはかなしいよ)
火の粉にされては悲しいよ。
(なのないそれだってきみのもの)
名のないそれだって君のもの。
(もどせたとしたなら)
戻せたとしたなら……。
(どんなにみじゅくなこころさらけだしても)
どんなに未熟な心さらけ出しても、
(それでもきみがいいよとわらってるから)
それでも君がいいよと、笑ってるから。
(はれてしまったきずぐちがいえるまで)
腫れてしまった傷口が癒えるまで、
(やすんでいってもかまわないよ)
休んでいってもかまわないよ。
(いまはもうわたしそこにいないけれど)
今はもう私、そこにいないけれど、
(すがたのちがうきみでもきみだとわかってるよ)
姿の違う君でも君だとわかってるよ。
(たくさんをのりこえてきたんだろう)
たくさんを乗りこえて来たんだろう?
(わかるよわかっていたいよ)
わかるよ。わかっていたいよ。
(どんなにみじゅくなこころさらけだしても)
どんなに未熟な心さらけ出しても、
(それでもきみがいいよとわらってるから)
それでも君がいいよと、笑ってるから。
(とりとめのないおもいもまたはなしてみてよ)
とりとめのない思いも、また話してみてよ。
(きみのいられるあしたがくるまで)
君のいられる明日が来るまで。
(あなたうしなっていたひびが)
あなた失っていた日々が
(なみがゆれたあいだみえた)
波が揺れたあいだ 見えた
(いつかふたたびのまちびとさよなら)
いつかふたたびの待ち人 さよなら
(わたしはあすへいくから)
わたしは明日へ行くから