独りぼっちの嘘吐きタヌキ

背景
投稿者投稿者クシュ1号いいね0お気に入り登録
プレイ回数358難易度(4.0) 120秒 歌詞 かな 長文モード可
楽曲情報 独りぼっちの嘘吐きタヌキ  作詞renybox  作曲renybox
※このタイピングは「独りぼっちの嘘吐きタヌキ」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。

歌詞(問題文)

ふりがな非表示 ふりがな表示

(はしからはしまでさんぷんはんの)

端から端まで三分半の

(にぎやかさをかくすれたうらろじに)

賑やかさを欠く擦れた裏路地に

(さいきんいすわりはじめたぼくはなにもできやしないやくたたずでさ)

最近居座り始めた僕は 何もできやしない役立たずでさ

(うそつきたぬきとよばれるまでにそれほどじかんはかからなかったが)

「嘘つきタヌキ」と呼ばれるまでに それ程時間はかからなかったが

(いつぼくがうそをついたというのさふしぎとおされたらくいんはひろまって)

いつ僕が嘘をついたというのさ 不思議と押された烙印は広まって

(ひかげものでいじっぱりだからぼくはりょうみみをふさいだんだ)

日陰者で意地張りだから 僕は両耳を塞いだんだ

(ここでじんせいかんをおいていけめがあうたびにきかされて)

「ここで人生観を置いていけ」 目が合うたびに聞かされて

(ぼくならばだまされないだろうこんきょのないじしんをあざわらうように)

僕ならば騙されないだろう 根拠のない自信を嘲笑うように

(あいつがさしだしたそのてはひどくくろかった)

あいつが差し出した その手は酷く黒かった

(ゆらぐあしもとゆるむねじはぼくのそこをみている)

揺らぐ足下 緩むネジは僕の底を見ている

(それでいいのかたぬきさん?)

「それでいいのかタヌキさん?」

(うそつきたぬきはてのなるほうへうそつかぬたぬきがてのなるほうへ)

「嘘つきタヌキは手の鳴る方へ」 嘘吐かぬ狸が手の鳴る方へ

(さいきんあきらめはじめたぼくはなにもできやしないごくつぶしでさ)

最近諦め始めた僕は 何もできやしない穀潰しでさ

(ぼくがそいつらをみかぎるまでにそんなにじかんがかかるわけないが)

僕がそいつらを見限るまでに そんなに時間がかかるわけないが

(そいつらはぼくをみつけてはいうのさうそつきたぬきにいばしょはどこにもない)

そいつらは僕をみつけては言うのさ 「嘘つきタヌキに居場所はどこにもない」

(どこへいけばいきられるかなぼくはりょうめをとじていのった)

どこへ行けば生きられるかな 僕は両目を閉じて祈った

(ここへじんせいかんをすてていけめをひらかずにいたのに)

「ここへ人生観を捨てていけ」 目をひらかずにいたのに

(あいつならふしぎじゃないだろうみょうなしんらいかんがこころにめばえて)

あいつなら不思議じゃないだろう 妙な信頼感が心に芽生えて

(ぼくからさしのばすそのてもまたくろかった)

僕から差し伸ばす その手もまた黒かった

(きえるあしおとにじみでるちはぼくのめとにている)

消える足音 滲み出る血は僕の目と似ている

(さびしがりやのたぬきさん)

寂しがりやの狸さん

(ひがしずみだしからすがなくとこどくなたぬきもなきはじめてさ)

日が沈みだし烏が鳴くと 孤独な狸も泣き始めてさ

(さびしがりやなたぬきがなくとあからんだそらでからすがにげだして)

寂しがりやな狸が鳴くと 赤らんだ空で烏が逃げ出して

(どこへいったってかわらないならぼくがだますほうになればいい)

どこへ行ったって変わらないなら 僕が騙す方になればいい

(たそがれのつきみあげねがった)

黄昏の月見上げ願った

(ぼくのじんせいかんはすておいてこのめひとつささげましょう)

僕の人生観は捨て置いて この眼一つ捧げましょう

(ふりしきるあめとちしぶきにしんじかけたあいつがわらいだす)

降り頻る雨と血しぶきに 信じかけたあいつが 嗤い出す

(うそつきたぬきにはうそつきのめをあげましょう)

「嘘つきタヌキには 嘘吐きの眼をあげましょう」

(ふれるきんせんひくげんはぼくとつきをむすんでる)

触れる琴線 弾く弦は僕と月を結んでる

(ここではんせいぜんぶけしていけめはひらけずにいたのに)

「ここで半生全部消していけ」 眼はひらけずにいたのに

(ぼくならばだまされないだろういさみあしなばかをけなしてわらうように)

僕ならば騙されないだろう 勇み足な馬鹿を貶して嗤うように

(あいつをさしだしたそのてはひどくへきしょくで)

あいつを刺し出した その手は酷く碧色で

(きえるあしもとなくしたねじはぼくのめとにている)

消える足下 失くしたネジは僕の眼と似ている

(ぼくはうそつきたぬきさんうそしかつけないたぬきさん)

僕は嘘つきタヌキさん 嘘しかつけない狸さん