夢見がちなお姫さま
「」、「、」、「・」は無しです。
一応の配慮として、暴力的な表現が含まれる歌詞はタイピングしないものとします。
YouTube → https://www.youtube.com/watch?v=vcayCUK62fc
間違えていたらすみません。
歌詞参照元 → 上記URL 動画内表記の歌詞
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歌詞(問題文)
(えりざはゆめみがちなおひめさま)
エリザは夢見がちなお姫さま
(ときは16せいきぶたいはるーまにあのにーとてちほう)
時は16世紀 舞台はルーマニアのニートテ地方
(こだかいおかにそびえるきょじょう)
小高い丘にそびえる居城
(さんげきのぶたい)
惨劇の舞台
(ちぇいてのおしろのおひめさま)
チェイテのお城のお姫さま
(こうせいにつたわるきろくでころした)
後世に伝わる記録で殺した
(むすめは600から700にん)
娘は600から700人
(じんるいしじょうさいだいのさつりくじょおうえりざが)
人類史上最大の殺戮女王エリザが
(このしろとついだおんとし15)
この城嫁いだ御年15
(むくなはこいりおひめさま)
無垢な箱入りお姫さま
(えりざのけっとうばーとりけは)
エリザの血統バートリ家は
(とらんしるヴぁにあのめいもんきぞく)
トランシルヴァニアの名門貴族
(いちぞくにしょじきょうしきじょうきょうあくまきょういじょうなしんるい)
一族に 子児狂 色情狂 悪魔狂 異常な親類
(そのちをたどるとあのおとこがいる)
その血を辿ると あの男がいる
(えりざはゆめみてた)
エリザは夢見てた
(どれすにほうせきぶとうかいでおどるひび)
ドレスに宝石、舞踏会で踊る日々
(えりざはないていた)
エリザは泣いていた
(あこがれたおうきゅうぐらしとほどとおいひび)
憧れた王宮暮らしとほど遠い日々
(えりざはおそれてた)
エリザは恐れてた
(ははのしつけと)
義母のしつけと
(はははのじじょのれいしょう)
義母派の侍女の冷笑
(そんなかのじょのゆいいつのたのしみ)
そんな彼女の唯一の楽しみ
(ほんからえるちびざんつでんらい)
本から得る知 ビザンツ伝来
(ぶらっくまじっく)
「黒魔術」
(かくちいくさでかえらぬおっとにかわり)
各地戦で帰らぬ夫に代わり
(おしろをぎゅうじるどくさいしゃ)
お城を牛耳る 独裁者
(かれつきわめたしつけとおしろに)
苛烈極めた躾とお城に
(とじこめられたえりざのこころはこわれてく)
閉じ込められた エリザの心は壊れてく
(ときはながれにくいはははしに)
時は流れ憎い義母は死に
(えりざのふくしゅうげきははじまる)
エリザの復讐劇は始まる
(せっかんをこえたむちのあめあられ)
折檻を超えた鞭の雨あられ
(はははのじじょの)
義母派の侍女の
(しゅくせいはじめたそのときおこった)
粛正始めた その時起こった
(えりざにちがついた)
エリザに血が付いた
(はげしいせっかんのすえにそれはおこった)
激しい折檻の末にそれは起こった
(えりざはふるえてた)
エリザは震えてた
(かつてないこうふんこうこつ)
かつてない興奮 恍惚、
(おるがずむのいき)
オルガズムの域
(えりざはけんをもつ)
エリザは剣を持つ
(われをわすれてあたりしだいにそれをふる)
我を忘れ 手当り次第にそれを振る
(われにかえったあしもとにはでたらめにくかい)
我に返った足元にはデタラメ肉塊
(15881214)
1588.12.14
(いよいよここからはじまるさんげき)
いよいよここから始まる惨劇
(ぜんだいみもんのさつりくげき)
前代未聞の殺戮劇
(ちがほしいわかいむすめのあつめろあつめろ)
血が欲しい 若い娘の 集めろ集めろ
(かくちのきむすめ)
各地の生娘
(ちをあつめるためしっこうされた)
血を集めるため執行された
(さつりくほうほうたきにわたる)
殺戮方法多岐に渡る
(あらゆるごうもんきぐのなかで)
あらゆる拷問器具の中で
(えりざがもっともあいしたそれは)
エリザが最も愛したそれは
(あまりのむごさといようなけいじょうで)
余りのむごさと 異様な形状で
(こうせいにとどろくあいあんめいでん)
後世に轟く鉄の処女
(ほうこうさきのしろからかえらぬ)
奉公先の城から帰らぬ
(むすめのうわさはまちからまちへ)
娘の噂は 街から街へ
(けれどもかくたるしょうこもないうえ)
けれども確たる証拠もない上、
(めいけにたてつくことなどできずに)
名家に楯突くことなどできずに
(ここにゆうきあるむすめがあらわる)
ここに勇気ある娘があらわる
(なまえはふろーらしゅつじはわらしあ)
名前はフローラ 出自はワラシア
(あくまのしょぎょうをはくじつに)
悪魔の所業を白日に
(とみずからほうこうなのりをあげる)
と自ら奉公名乗りを上げる
(てつのころーぷをいふくのうちぬのぬいつけ)
鉄ノコ、ロープを衣服の内布縫い付け
(しへのきょうふとたたかいろざりおにぎりしめ)
死への恐怖と戦い ロザリオ握りしめ
(1610ねん12がつ30にち)
1610年12月30日
(はんがりーおうこくそうかんとぅるぞはくしゃくの)
ハンガリー王国総監 トゥルゾ伯爵の
(ちょうさたいがしろのもんをたたく)
調査隊が城の門を叩く
(ちぇいてのしろからのがれたむすめがおうへのこくはつにせいこう)
チェイテの城から逃れた娘が 王への告発に成功
(いようなしゅうきがじょうないをつつみ)
異様な臭気が城内を包み
(にわをほってもかべをくずしても)
庭を掘っても 壁を崩しても
(したいしたいしたいしたい)
死体 死体 死体 死体
(にげることもていこうもせずに)
逃げることも 抵抗もせずに
(じしつにえりざはむじゃきにすわり)
自室にエリザは無邪気に座り
(おまちしてましたはくしゃくさま)
「お待ちしてました伯爵様、
(いまからこうちゃをおもちいたします)
今から紅茶をお持ち致します 」
(ごじつのほうていでとぅるぞはかたる)
後日の法廷で トゥルゾは語る
(まるでせけんをしらない)
「まるで世間を知らない
(むくなしょうじょのようだった)
無垢な少女のようだった」
(えりざはずっとゆめのなか)
エリザはずっと 夢の中