心音　福山雅治

(こいなんてしないってきめてたんだよ)

恋なんてしないって　決めてたんだよ

(だからさいしょはしらなかったよ)

だから最初は　知らなかったよ

(こんなにもこんなにも)

こんなにも　こんなにも

(きみのことすきになってたんだって)

君のこと　好きになってたんだって

(さみしくないってほんとうに)

寂しくないって本当に

(ひとりがいいってほんとうに)

ひとりがいいって本当に

(だれのじゃまもしたくないし)

誰の邪魔もしたくないし

(だれにもじゃまさせない)

誰にも邪魔させない

(じぶんだけのいきかたあるいていただけど)

自分だけの生き方　歩いていた　だけど

(であってしまったきみという)

出逢ってしまった　君という

(つながってしまったうんめいに)

繋がってしまった　運命に

(とまどっているけれどなけるほどせつなくなる)

戸惑っているけれど　泣けるほど　せつなくなる

(いつだってこんなよわくないのに)

いつだってこんな　弱くないのに

(きみのせいだってこのなみだは)

君のせいだって　この涙は

(こごえていたこころをいまとかすのは)

凍えていた心をいま溶かすのは

(そのえがおのせいなんだって)

その笑顔のせいなんだって

(かわらないっておもってた)

変らないって思ってた

(かえられないっておもってた)

変えられないって思ってた

(きみになんてつたえようかゆれるこのしんおん)

君に何て伝えようか　揺れるこの心音

(きたいとふあんがねねむれぬよるにひびく)

期待と不安がね　眠れぬ　夜に　響く

(こわがっていたんだ)

怖がっていたんだ

(ひといちばいきずつきがちなせいかくだって)

人一倍　傷付きがちな性格だって

(みぬかれてしまうのがいやだからかくしてきた)

見抜かれてしまうのが嫌だから　隠してきた

(かかえこんだいきづらさやもつれからまったじぶんらしさに)

抱え込んだ生き辛さや　もつれ絡まった自分らしさに

(こんなふうによりそってくれるのはきみがはじめてだったよ)

こんなふうに寄り添ってくれるのは　君が初めてだったよ

(いつかふたりがおたがいのしらないひととむすばれても)

いつか二人が　お互いの知らない人と結ばれても

(にどとあえなくても)

二度と逢えなくても...

(みつけてしまったきみのこと)

見つけてしまった　君のこと

(はじまってしまったこいごころは)

始まってしまった　恋心は

(かたおもいかもしれないのにくるしいほどいまあいたい)

片思いかもしれないのに　苦しいほど　いま逢いたい

(こいなんてしないってきめてたんだよ)

恋なんてしないって　決めてたんだよ

(だからやっぱりいえないんだよ)

だからやっぱり　言えないんだよ

(こんなにもこんなにも)

こんなにも　こんなにも

(きみのことすきになってたんだって)

君のこと好きになってたんだって

(このまますきでいいですか)

このまま　好きで　いいですか