龍ノ子
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歌詞(問題文)
(このちのくるしみいんがのおきてにさからえずめをひらき)
この地の苦しみ、因果の掟に逆らえず眼を開き
(わがこのくうふくみたすそれがためおかしたゆいいつのつみ)
我が子の空腹満たす、それが為犯した唯一の罪
(らくどがよみのくにでしかないならあいするわがことともにいこう)
楽土が黄泉の国でしかないなら愛する我が子と共に逝こう
(されどもゆるさぬさばきのぐんしゅう)
されども許さぬ裁きの群衆
(よみこくしょうたいされたはおまえだけ)
「黄泉国招待されたはお前だけ」
(おぼえがついたころにおもうこと)
覚えがついた頃に思うこと
(わたしのはははどこですか)
「私の母はどこですか?」
(かえらぬこたえのかわりにうけるはさばきというなのぼうりょく)
帰らぬ答えの代わりに受けるは裁きという名の暴力
(ときはながれすぎおなかにやどしたちちおやのわからぬこ)
時は流れ過ぎお腹に宿した父親の解らぬ子
(おのれのそんざいいきるもくてきがはじめてわかった)
己の存在生きる目的が初めて解った
(いくせんのほしのひかりだいちへびょうどうにかがやきおとすなら)
幾千の星の光、大地へ平等に輝き落とすなら
(わたしはちかうこのこのためにただつよくなると)
私は誓う。この子の為にただ強くなると
(そのいんがのやいばはむすめをえらんだあくまのささやきぞうおのうずのなか)
その因果の刃は娘を選んだ、悪魔の囁き憎悪の渦の中
(つよさをえたそのものすがたはむらのたみをきょうふにくるわせはぜた)
強さを得たその者、姿は村の民を恐怖に狂わせ爆ぜた
(もののけけだものとうぞくてきとみなしたらすべてをあやめた)
物の怪、獣、盗賊、敵と見なしたら全てを殺めた
(わがこのためへのちからのむくさきおのれとなるのをたみはおそれた)
我が子の為への力の向く先、己となるのを民は恐れた
(きょうふはくるいをぞうおはととうをさくりゃくみょうあん)
恐怖は狂いを憎悪は徒党を、策略妙案
(むすめよちこうよれまもりたいというならおしえてやろうぞ)
「娘よ近う寄れ。守りたいというなら教えてやろうぞ、
(おまえのはははいきているんだ)
お前の母は生きているんだ。
(このちにかわきをあたえたみをくるしませたじゃあくなげてんをうち)
この地に渇きを与え、民を苦しませた邪悪なゲテンを討ち、
(ひとじちとなるははをおのれのちからですくってみせよ)
人質となる母を己の力で救ってみせよ」
(とおいきおくかすかにのこるははのうでのなか)
遠い記憶、微かに残る母の腕の中
(いきているならばただつたえたいことば)
生きているならば、ただ伝えたい言葉
(わたしをうんでくれてありがとうと)
「私を生んでくれてありがとう」と
(ははのかたみわがこにたくしやいばにぎりたちあがるめはきたのちをさし)
母のカタミ我が子に託し刃握り、立上がる眼は北の地を指し
(いまいきますあるきつづけかのちにたどりつくとそこはげんそうのち)
「今行きます」歩き続け彼の地に辿り着くとそこは幻想の地
(みなもがうずまきてんじょうつらぬくしぶきのなかがんぜんいでたるげてんのすがたは)
水面が渦巻き天上貫く、しぶきの中眼前いでたるゲテンの姿は
(じゃあくとよぶにはあまりにもうつくしくて)
邪悪と呼ぶには余りにも美しくて
(ぎんいろすいほうひかりにつつまれひょうひはかがやき)
銀色水泡光に包まれ表皮は輝き、
(つぶれたかためとじひざすかためでむすめをみつめて)
潰れた片目と慈悲座す片目で娘を見つめて
(よくきましたねとこころによびかけ)
「よく来ましたね」と心に呼びかけ
(われをわすれおにとかしたひとのこやいばをかかげていっとうりょうだん)
我を忘れ鬼と化した人の子、刃をかかげて一刀両断
(さあげてんはうちとったぞかあさんそのおみすがたをわたしにみせてよ)
「さあゲテンは討取ったぞ母さん、その御姿を私に見せてよ」
(なぜにうまれたのかなにをつぐなえばいい)
何故に生まれたのか 何を償えばいい
(このちをこのにくをなにをなさんとするのか)
この血を、この肉を何を成さんとするのか
(あぁぜんちさだめきめるものよかいをこのすがたにあたえよ)
あぁ 全智定め決める者よ、解をこの姿に与えよ