乱数調整のリバースシンデレラ

(やおよろずのあいをいくせんものこいをみせてよ)

八百万の愛を 幾千もの恋を 見せてよ

(ひゃくまんどるのやけいをさめためでみて)

百万ドルの夜景を 冷めた目で見て

(ふるえただいろっかんもうすぐぶとうかい)

震えた第六感 もうすぐ舞踏会

(まちじゅうのしんしをあつめてしんでれらぼーいをさがすの)

町中の紳士を集めてシンデレラボーイを探すの

(しつじはわたしのことばかにしてわらうけど)

執事は私のこと 馬鹿にして笑うけど

(じゅんびはばんたんひゃっぱつひゃくちゅうわたしおとなになるの)

準備は万端 百発百中 私大人になるの

(しろでゆれりしろゆりと)

城で揺れり白百合と

(かぼちゃのばしゃ)

かぼちゃの馬車

(まほうのおとがきこえたきがした)

魔法の音が聞こえた気がした

(やおよろずのあいをいくせんものこいをみせてよ)

八百万の愛を 幾千もの恋を 見せてよ

(ひゃくまんどるのやけいをさめためでみて)

百万ドルの夜景を 冷めた目で見て

(やおよろずのあいをいくせんものこいをみるまで)

八百万の愛を 幾千もの恋を 見るまで

(ひゃくまんどるのやけいでがまんするだけ)

百万ドルの夜景で 我慢するだけ

(ずきゅーーーん！)

ズキューーーン！

(まんがいちがあるかもしんしつぴかぴかに)

万が一があるかも 寝室ピカピカに

(あきれるしつじせになるかねのねしんぞうとりんくしすぎ)

呆れる執事背に鳴る鐘の音心臓とリンクしすぎ

(やばいおもったよりもぜんぜんぴんとこない)

やばい思ったよりも全然ピンと来ない

(そんなときしんがりがうつるはひとみのなかのまんげきょう)

そんな時殿が映るは瞳の中の万華鏡

(ときがさるとさるすべり)

時が去ると百日紅

(れいじいっぷんまえ)

０時１分前

(からだがういてこいにおちた)

体が浮いて恋に落ちた

(やおよろずのあいをいくせんものこいをみせてよ)

八百万の愛を 幾千もの恋を 見せてよ

(ひゃくまんどるのやけいをさめためでみて)

百万ドルの夜景を 冷めた目で見て

(やおよろずのあいをいくせんものこいをみるまで)

八百万の愛を 幾千もの恋を 見るまで

(ひゃくまんどるのやけいでがまんするだけ)

百万ドルの夜景で 我慢するだけ

(ずきゅん！)

ズキュン！

(ほうけてたらきえた)

惚けてたら消えた

(がらすのくつしかない)

ガラスの靴しか無い

(やおよろずのあいがふりだしにもどったすごろく)

八百万の愛が 振り出しに戻った 双六

(どこのどこでどこをどこよどこにいるの！)

どこの どこで どこを どこよ どこにいるの！

(まちじゅうのばんにんだれにもはけないのどうして！)

町中の万人 誰にも履けないの どうして！

(こんなどうわはひゃっかじてんにのらない)

こんな童話は百科事典に載らない

(どこにもいな)

どこにもいな