素晴らしき偶像世界

(ひとのいたみひとのなげき)

人の痛み　人の嘆き

(いまわしきこのせかい)

忌まわしきこの世界

(すべてわすれされるまで)

全て忘れ去れるまで

(しごくかんびなきゅうさいを)

至極甘美な救済を

(はじめましょう)

『創めましょう』

(ちでそめられたみち)

血で染められた途

(しゅうえんはこぶかぜ)

終焉運ぶ風

(かちくのようにかいならし)

家畜のように飼い慣らし

(ほこりもすてさり)

誇りも捨て去り

(いきばもなくにげばもない)

行き場もなく　逃げ場もない

(それでもゆめをみた)

それでも夢を見た

(ああせかいのきょうきやみさえくつがえす)

嗚呼　世界の狂気 闇さえ覆す

(かみよ)

神よ

(ｈｅｙ！ｃａｌｌｉｎｇｇｏｄ！ぐうぞうじゃしんこうりん)

Hey! Calling God! 偶像 邪神降臨

(すくいたまえ)

救いたまえ

(ｇｅｔｏｕｔ！ｙｅａｈ！ｂｒｅａｋｕｐのこらずきるして)

get out! Yeah! break up 残らずキルして

(さあ！)

さあ!

(ｄｅｆｌｅｃｔｉｏｎこじあけならしたｋｌａｘｏｎ)

Deflection こじ開け鳴らした Klaxon

(たみよわれらをさんたんたれ！)

民よ我らを讃嘆たれ!

(ああきままなせかいをけがすじゃあくな)

嗚呼　気ままな世界を　穢す邪悪な

(ああうつくしきぐうぞうにせかいをゆだね)

嗚呼　美しき　偶像に世界を委ね

(いたみもないなげきもない)

痛みもない　嘆きもない

(すばらしきゆーとぴあ)

素晴らしきユートピア

(ゆえつあまくだらく)

愉悦　甘く堕落

(さあむせびなきみをささげ)

さあ　咽び泣き　身を捧げ

(けっしてぬけだせない)

決して　抜け出せない

(きぼうはすべてここにある)

希望は全て此処にある

(りそうげんじつ)

理想　現実

(よろこびにあふれたはにーわーるど)

歓びに溢れた　偶像世界

(ひとびとがのぞんだせかいへいわも)

人々が望んだ　世界平和も

(いまわしきこのよではざれごと)

忌まわしきこの世では　戯言

(きばをぬかれそれでもいまだあらがう)

牙を抜かれ　それでも　未だ抗う

(つめをおられほざけ！)

爪を折られ　ほざけ!

(あまいこのせかい)

甘いこの世界

(さんたんたれ！)

讃嘆たれ!(惨憺たれ!)

(おろかしきむちなはぐるま)

愚かしき　無知な歯車

(そこしれぬとわのかつぼう)

底しれぬ　永久の渇望

(とりもどせひどうむちつじょ)

取り戻せ　非道無秩序

(しれつなせいさいを)

熾烈しれつな 制裁を

(じゆうもないしげきもない)

自由もない　刺激もない

(おぞましきでぃすとぴあ)

悍おぞましきディストピア

(ひれつみにくきもの)

卑劣　醜きモノ

(さあむくわれぬきばをむけ！)

さあ　報われぬ　牙を剥け!

(とうといぎせいのはて)

尊い　犠牲の果て

(きぼうはすべてここにある)

希望は全て此処にある

(ひあいえつらく)

悲哀　悦楽

(あいぞうにうずまくはにーわーるど)

愛憎に渦巻く　偶像世界

(それはなんてしふくで)

それはなんて至福で

(なんてふこう)

なんて不幸

(それはなんてすばらしいえでん)

それはなんて素晴らしいエデン

(おぞましい)

悍ましい

(いつわりのことわりへどがでる)

偽りの理　反吐が出る

(おちた)

堕ちた

(せかいのためじぶんのため)

世界の為　自分の為

(こえをあげときはなて)

声を上げ　解き放て

(あらそいのはて)

争いの果て

(つよきものにこのせかいを)

強きモノにこの世界を

(すべてゆだねて)

全て委ねて

(ひとをまもりきずをつくり)

人を守り　瑕を創り

(ゆるがないただひとつ)

揺るがない ただ一つ

(さけべふるいたたせいまああ)

叫べ　奮い立たせ 今 嗚呼

(わがしめいをはたすための)

我が使命を　果たすための

(さけられぬらぐなろく)

避けられぬ　ラグナロク

(ほえろきゅうだんきゅうだんのこえなど)

吼えろ　糾弾の声など

(もうとどかない)

もう　届かない

(ひかりやみをたばね)

光　闇を束ね

(きぼうはすべてここにある)

希望は全て此処にある

(りそうげんじつ)

理想　現実

(はかなきものたちが)

儚きモノたちが

(ゆめをみたはにーわーるど)

夢を見た　偶像世界