星空アンサンブル

(ふきすさぶかぜからともしびまもるみたいに)

吹き荒ぶ風から燈火守るみたいに

(りょうてでそっとかくしたゆめのかけら)

両手でそっと隠した夢の欠片

(もれだしたひかりにきづかれないように)

漏れ出した光に気付かれないように

(くらやみのなかいきをひそめてた)

暗闇の中　息をひそめてた

(みあげたよぞらまばゆいほしぼしのあかり)

見上げた夜空　眩い星々の灯

(とどくひなどこないそういいきかせながらも)

届く日など来ない…そう言い聞かせながらも

(こころにともしたほんのちいさなひかりはなぜだかなくしたくなくて)

心に灯したほんの小さな希望は何故だか失くしたくなくて

(だれかのやいばできずつくのをおそれながらひっそりとまもりつづけた)

誰かの刃で傷つくのを恐れながら　ひっそりと守り続けた

(ひときわかがやいたあのほしにあこがれてわたしのなかのひかりはふくらんでゆく)

一際輝いたあの星に憧れて　わたしの中の光は膨らんでゆく

(もしかしたらなんてねおもいあがりでもいい)

「もしかしたら…」なんてね　思い上がりでもいい

(ためしてみるまであきらめたくなくて)

試してみるまで諦めたくなくて

(こころのままにさけんだおもいがだれかのひかりとふれあって)

心のままに叫んだ想いが誰かの光と触れ合って

(ほらきょうめいをはじめる)

ほら　共鳴をはじめる

(ひとりぼっちのよわくはかないひかりもわかちあえるきみとであった)

独りぼっちの弱く儚い希望も　分かち合える君と出逢った

(ともにかなでるゆめはふしぎなくらいにかなうとしんじてすすめた)

共に奏でる星座は不思議なくらいに叶うと信じて進めた

(ねえ)

ねえ

(つながったおもいにはじないようにもっともっとつよくなりたい)

繋がった想いに恥じないように　もっともっと強くなりたい

(ほしとほしとをつなぐせんをふやせばどんなゆめだってえがけるはず)

星と星とを繋ぐ線を増やせば　どんな星座だって描けるはず

(こころにともしたほんのちいさなひかりをどこまでもしんじてみようか)

心に灯したほんの小さな希望を　どこまでも信じてみようか

(このまんてんのほしぞらかなでるだれもがわたしにゆうきをくれたから)

この満天の星空奏でる誰もが　わたしに勇気をくれたから

(まよわずうたうよ)

迷わず歌うよ

(ここにみちびかれたきずながかがやきをましてゆくように)

ここに導かれた星座が輝きを増してゆくように

(えいえんにつづくように)

永遠に続くように――