ある一人旅3
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問題文
(がめんには、だいとかいといっていいほどのとかいがうつしだされ、)
画面には、大都会と言っていいほどの都会が映し出され、
(しゅじんこうのはなしがはじまった。)
主人公の話が始まった。
(どうやら、このまちがあるのは)
どうやら、この町があるのは
(ほんどからやく1000kmほどはなれたしまらしい。)
本土から約1000kmほど離れた島らしい。
(そして、しゅじんこうがともだちとしゃべりながらよるのどうろをあるいていたばめんで、)
そして、主人公が友達としゃべりながら夜の道路を歩いていた場面で、
(わたしははっとした。)
私ははっとした。
(げんじつせかいでじしんがおきたのだ。)
現実世界で地震が起きたのだ。
(いや・・・これは、ゆかがうごいている!)
いや…これは、床が動いている!
(ちょうど、げーむのなかでもじしんがおきた。)
ちょうど、ゲームの中でも地震が起きた。
(これはすごい。)
これはすごい。
(げーむのなかのできごとをさいげんしている。)
ゲームの中の出来事を再現している。
(そして、しゅじんこうはいそいでにげるが、)
そして、主人公は急いで逃げるが、
(ふこうなことにあるいていたのがかいがんぞいだったため、)
不幸なことに歩いていたのが海岸沿いだったため、
(つなみがこた。)
津波が来た。
(すると、わたしはひだりがわがつめたくなったきがした。)
すると、私は左側が冷たくなった気がした。
(いそいでかくにんすると、それは、みずだった!)
急いで確認すると、それは、水だった!
(こちらもすごい。)
こちらもすごい。
(りんじょうかんがあじわえる。)
臨場感が味わえる。
(そして、へりこぷたーがきゅうじょにきて、)
そして、ヘリコプターが救助に来て、
(しゅじんこうがへりこぷたーにのると、)
主人公がヘリコプターに乗ると、
(またじしんだ。)
また地震だ。
(これもげーむとれんどうしていて、)
これもゲームと連動していて、
(へりこぷたーがこわれたばめんだった。)
ヘリコプターが壊れた場面だった。
(そして、しゅじんこうはそらへとひりだされた。)
そして、主人公は空へと放り出された。
(すると、わたしはかぜをかんじた。)
すると、私は風を感じた。
(まさか、ここまでさいげんするなんて、)
まさか、ここまで再現するなんて、
(そうして、さいごのびょういんのしーん。)
そうして、最後の病院のシーン。
(わたしは、ぜんしんになにかがあたるかんかくをおぼえた。)
私は、全身に何かが当たる感覚を覚えた。
(がめんをみると、なんとそこにはぜんしんにとりつけられたきぐがあったのだ!)
画面を見ると、なんとそこには全身に取り付けられた器具があったのだ!
(こんなところまでさいげんするなんて、すごいな。)
こんなところまで再現するなんて、すごいな。
(そうして、げーむがおわり、わたしはへやをでる。)
そうして、ゲームが終わり、私は部屋を出る。
(ついに、さいごのへやだ。)
ついに、最後の部屋だ。
(そのへやにはいくつものいすがあって、)
その部屋にはいくつもの椅子があって、
(どうやらじてんしゃのはんどるのようなものがついていた。)
どうやら自転車のハンドルのようなものが付いていた。
(これはじてんしゃかな。とおもいながらすわる。)
これは自転車かな。と思いながら座る。
(そうして、わたされたのは、)
そうして、渡されたのは、
(vrだ!!!)
VRだ!!!
(さいごでやっとvrだ!)
最後でやっとVRだ!
(そうして、vrをそうちゃくする。)
そうして、VRを装着する。
(すると、わたしははっとした。)
すると、私ははっとした。
(もしかしてこれ、)
もしかしてこれ、
(miraraboしんはつばいの「mirarace」じゃないか!?)
MIRARABO新発売の「MIRARACE」じゃないか!?
(miraraceは、おんらいんであそべるかーれーすげーむで、)
MIRARACEは、オンラインで遊べるカーレースゲームで、
(vrとせっとになりりんじょうかんがあじわえるげーむだ。)
VRとセットになり臨場感が味わえるゲームだ。
(それが、まさかしゃもさいげんするなんて。)
それが、まさか車も再現するなんて。
(まあ、どうせなかみはふつうのげーむだろ。とおもってはじめると、)
まあ、どうせ中身は普通のゲームだろ。と思って始めると、
(りょうどなりのひとにみおぼえがあった。)
両隣の人に見おぼえがあった。
(そう、ほかのおきゃくさんだったのだ!)
そう、ほかのお客さんだったのだ!
(これは、じぶんのかおをvrでよみとって、)
これは、自分の顔をVRで読み取って、
(それににたきゃらをじどうさくせいしてくれるのだ!)
それに似たキャラを自動作成してくれるのだ!
(いちおう、そのきのうをおふにすることもできるみたいだ。)
一応、その機能をオフにすることもできるみたいだ。
(そして、げーむがはじまる。)
そして、ゲームが始まる。
(はんどるをまわして、さいたんるーとではしる。)
ハンドルを回して、最短ルートで走る。
(げんざいは3い。6にんちゅう3いだから、いいほうなのではないか。)
現在は3位。6人中3位だから、いい方なのではないか。
(とおもっていたら、ゆだんして、くるまがすりっぷする。)
と思っていたら、油断して、車がスリップする。
(すると、げんじつでもすりっぷしたのだ!)
すると、現実でもスリップしたのだ!
(せいかくにいうと、いすがまわったのだ!)
正確に言うと、椅子が回ったのだ!
(やっぱり、miraraboさんはすごいな。)
やっぱり、MIRARABOさんはすごいな。
(とおもいながらきをとりなおしてまえのひとたちをおいかける。)
と思いながら気を取り直して前の人たちを追いかける。
(そして、さいごのきょりづめじょう。)
そして、最後の距離詰め場。
(じゃんぷだいだ。)
ジャンプ台だ。
(いまは2いだから、ここでぎゃくてんして1いをねらう!)
今は2位だから、ここで逆転して1位を狙う!
(そうして、じゃんぷだいにのって、じゃんぷしたら、)
そうして、ジャンプ台に乗って、ジャンプしたら、
(いすがういたようなきがしたのだ。)
椅子が浮いたような気がしたのだ。
(これはじゃんぷしたときとれんどうしているみたいで、)
これはジャンプした時と連動しているみたいで、
(ちゃくちしたらちゃんともとのかんかくにもどった。)
着地したらちゃんと元の感覚に戻った。
(そうして、わたしはおしくも2いのままだったが、)
そうして、私は惜しくも2位のままだったが、
(さいしんぎじゅつにおどろき、miraraceとますこっときゃらくたーのにんぎょう、)
最新技術に驚き、MIRARACEとマスコットキャラクターの人形、
(あとはくっしょんべやのくっしょんをかった。)
あとはクッション部屋のクッションを買った。
(ごうけいで12まんえん。vrとくっしょんとにんぎょうでこれはふとっぱらだとおもう。)
合計で12万円。VRとクッションと人形でこれは太っ腹だと思う。
(それでもかいしゃはくろじみたいだし、たくさんのおきゃくさんがきてるんだ。)
それでも会社は黒字みたいだし、たくさんのお客さんが来てるんだ。
(そして、かえりにいつものこーらとそふとくりーむをかって)
そして、帰りにいつものコーラとソフトクリームを買って
(たくしーにのってつぎのもくてきちにむかう。)
タクシーに乗って次の目的地に向かう。
(つぎのもくてきちは、)
次の目的地は、
(さんかくさんかくちゅうかがいだ。)
△△中華街だ。