認知バイアス 12
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問題文
(そうきょくわりびき)
【 双曲割引 】
(こうどうけいざいがくのようご)
行動経済学の用語
(とおいしょうらいならまてるがちかいしょうらいはまてないひとのげんしょう)
遠い将来なら待てるが近い将来は待てない人の現象
(つぁいがるにくこうか)
【 ツァイガルニク効果 】
(ひとはたっせいできなかったことがらやちゅうだんしていることがらのほうを)
人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを
(たっせいできたことがらよりもよくおぼえているというげんしょう)
達成できた事柄よりもよく覚えているという現象
(はろーこうか)
【 ハロー効果 】
(けんちょなとくちょうにひきずられほかのとくちょうについてのひょうかがゆがめられるげんしょう)
顕著な特徴に引きずられ他の特徴についての評価が歪められる現象
(なんかんだいがくそつだとがくりょくいがいにじんかくてきにもすぐれているとおもいこんでしまうなど)
難関大学卒だと学力以外に人格的にも優れていると思い込んでしまうなど
(ばんどわごんこうか)
【 バンドワゴン効果 】
(あるせんたくがたすうにうけいれられていたりりゅうこうしているというじょうほうがながれると)
ある選択が多数に受け入れられていたり流行しているという情報が流れると
(そのせんたくへのしじがいっそうつよくなること)
その選択への支持が一層強くなること
(ぷろすぺくとりろん)
【 プロスペクト理論 】
(めのまえのりえきにたいしてはりえきがてにはいらないというりすくのかいひをゆうせんし)
目の前の利益に対しては利益が手に入らないというリスクの回避を優先し
(めのまえのそんしつにたいしてはそんしつそのものをかいひしようとするけいこう)
目の前の損失に対しては損失そのものを回避しようとする傾向
(あとぢえばいあす)
【 あと知恵バイアス 】
(ものごとがおきてからそれがよそくかのうだったとかんがえるけいこう)
物事が起きてからそれが予測可能だったと考える傾向
(こんぽんてきなきぞくのあやまり)
【 根本的な帰属の誤り 】
(こじんのこうどうをせつめいするのにきしつてきこせいてきなめんをじゅうししすぎて)
個人の行動を説明するのに気質的・個性的な面を重視しすぎて
(じょうきょうてきなめんをけいししすぎるけいこう)
状況的な面を軽視しすぎる傾向
(かんじょうばいあす)
【 感情バイアス 】
(かんじょうてきよういんによるにんちといしけっていのひずみ)
感情的要因による認知と意思決定の歪み
(たんじゅんせっしょくこうか)
【 単純接触効果 】
(くりかえしせっするとこういどやいんしょうがたかまるこうか)
繰り返し接すると好意度や印象が高まる効果
(せんざいきおくがいんしょうひょうかによりあやまってきぞくされる)
潜在記憶が印象評価により誤って帰属される
(ばーなむこうかふぉあらーこうか)
【 バーナム効果(フォアラー効果) 】
(だれにでもがいとうするあいまいでいっぱんてきなきじゅつをじぶんへのせいかくなものととらえてしまう)
誰にでも該当する曖昧で一般的な記述を自分への正確なものと捉えてしまう
(うらないなどにもちいられることがおおい)
占いなどに用いられることが多い
(きぼうてきかんそく)
【 希望的観測 】
(しんねんのいちけいたいでしょうこやごうりせいよりそうあってほしいなどのきぼうにもとづくはんだん)
信念の一形態で証拠や合理性よりそうあって欲しいなどの希望に基づく判断
(いっぱんにこのましいけっかがこのましくないけっかよりもありそうだとよそくすること)
一般に好ましい結果が好ましくない結果よりもありそうだと予測すること
(かごきおく)
【 過誤記憶 】
(うそをつくあくいはなくあやまったきおくをのべてしまう)
嘘をつく悪意はなく誤った記憶を述べてしまう
(むかしはよかったというのもよかったことしかおぼえてないことからくるかごきおく)
昔は良かったというのも良かったことしか覚えてないことからくる過誤記憶