星の王子さま vol.11

投稿者すきやらめんプレイ回数276
難易度(3.6) 2025打 長文タグ小説 ファンタジー
小説「星の王子さま」からの出典です。
句読点あり。
カギカッコ等の表記符号は省略してあります。
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 7603 星の王子さま 7.8 96.9% 264.1 2074 66 57 2021/11/24
2 二人旅 4051 王様 4.2 95.2% 474.2 2021 100 57 2021/11/20
3 ussii 4012 王様 4.1 97.5% 492.0 2024 50 57 2022/01/12
4 chikako7 3328 地理学者 3.4 95.5% 579.3 2023 95 57 2022/01/03

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示

(ぼく、まっかなかおのおじさんがいるほしに、いったことがある。)

「ぼく、まっ赤な顔のおじさんがいる星に、行ったことがある。

(おじさんは、いちどもはなのかおりをかいだことがなかった。)

おじさんは、一度も花の香りをかいだことがなかった。

(ほしをみたこともなかった。)

星を見たこともなかった。

(だれもあいしたことがなかった。)

誰も愛したことがなかった。

(たしざんいがいは、なにもしたことがなかった。)

たし算以外は、なにもしたことがなかった。

(いちにちじゅう、きみみたいにくりかえしてた。)

一日じゅう、きみみたいにくり返してた。

(だいじなことでいそがしい!わたしはゆうのうなにんげんだから!)

『大事なことで忙しい!私は有能な人間だから!』

(そうしてふんぞりかえってた。)

そうしてふんぞり返ってた。

(でもそんなのにんげんじゃない。きのこだ!)

でもそんなの人間じゃない。キノコだ!」

(え?)

「え?」

(きのこだ!)

「キノコだ!」

(いかりのあまり、おうじさまはまっさおになっていた。)

怒りのあまり、王子さまはまっさおになっていた。

(なんびゃくまんねんもむかしから、はなはとげをつけている。)

「何百万年も昔から、花はトゲをつけている。

(なんびゃくまんねんもむかしから、)

何百万年も昔から、

(ひつじはそれでもはなをたべる。)

ヒツジはそれでも花を食べる。

(なんのやくにもたたないとげをつけるのに、)

なんの役にも立たないトゲをつけるのに、

(どうしてはながあんなにくろうするのか、)

どうして花があんなに苦労するのか、

(それをしりたいとおもうのが、だいじなことじゃないっていうの?)

それを知りたいと思うのが、大事なことじゃないって言うの?

(ひつじとはなのたたかいが、じゅうようじゃないっていうの?)

ヒツジと花の戦いが、重要じゃないって言うの?

(あかいかおのふとったおじさんのたしざんより、)

赤い顔の太ったおじさんのたし算より、

など

(だいじでもじゅうようでもないっていうの?)

大事でも重要でもないって言うの?

(ぼくはこのよでいちりんだけのはなをしっていて、)

ぼくはこの世で一輪だけの花を知っていて、

(それはぼくのほしいがいどこにもさいていないのに、)

それはぼくの星以外どこにも咲いていないのに、

(ちいさなひつじがあるあさ、なんにもかんがえずにぱくっと、)

小さなヒツジがある朝、何にも考えずにぱくっと、

(こんなふうに、そのはなをたべてしまっても、)

こんなふうに、その花を食べてしまっても、

(それがじゅうようじゃないっていうの!)

それが重要じゃないって言うの!」

(おうじさまは、いまやかおをこうちょうさせていた。)

王子さまは、今や顔を紅潮させていた。

(そしてつづけた。)

そして続けた。

(もしもだれかが、なんびゃくまんもなんびゃくまんもあるほしのうち、)

「もしも誰かが、何百万も何百万もある星のうち、

(たったひとつにさいているはなをあいしていたら、)

たったひとつに咲いている花を愛していたら、

(そのひとはほしぞらをみつめるだけでしあわせになれる。)

その人は星空を見つめるだけで幸せになれる。

(ぼくのはなが、あのどこかにあるっておもってね。)

〈ぼくの花が、あのどこかにある〉って思ってね。

(でも、もしそのはながひつじにたべられてしまったら、)

でも、もしその花がヒツジに食べられてしまったら、

(そのひとにとっては、ほしというほしがとつぜん、)

その人にとっては、星という星が突然、

(ぜんぶきえてしまったみたいになるんだ!)

ぜんぶ消えてしまったみたいになるんだ!

(それがじゅうようじゃないっていうの!)

それが重要じゃないっていうの!」

(おうじさまは、それいじょうなにもいえなくなった。)

王子さまは、それ以上なにも言えなくなった。

(そうしてふいに、なきじゃくりだした。)

そうして不意に、泣きじゃくりだした。

(あたりはよるになっていた。)

あたりは夜になっていた。

(ぼくのてからこうぐがおちた。)

僕の手から工具が落ちた。

(かなづちもぼるとも、のどのかわきもしも、)

かなづちもボルトも、のどの渇きも死も、

(ぼくにはもうどうでもよかった。)

僕にはもうどうでもよかった。

(あるほしに、わくせいに、ぼくのほしに、ちきゅうに、)

ある星に、惑星に、僕の星に、地球に、

(なぐさめてあげなければいけないちいさなおうじさまがいるのだから!)

なぐさめてあげなければいけない小さな王子さまがいるのだから!

(ぼくはおうじさまをだきしめた。)

僕は王子さまを抱きしめた。

(やさしくゆすった。そしていった。)

やさしく揺すった。そして言った。

(きみがあいしているはなは、あぶないめになんかあわないよ・・・)

「きみが愛している花は、危ない目になんかあわないよ・・・

(ぼくがきみのひつじに、くちわをかいてあげる・・・)

僕がきみのヒツジに、口輪を描いてあげる・・・

(きみのはなには、みをまもるものをかいてあげる・・・ぼくが・・・)

きみの花には、身を守るものを描いてあげる・・・僕が・・・」

(だがそれいじょう、なにをいえばいいのか、)

だがそれ以上、なにを言えばいいのか、

(ぼくにはわからなかった。)

僕にはわからなかった。

(じぶんがひどくぶきようになったきがした。)

自分がひどく不器用になった気がした。

(どうすればおうじさまのこころにとどくのか、)

どうすれば王子さまの心に届くのか、

(そうしてふたたびきもちがかようようになるのか、)

そうしてふたたび気持ちが通うようになるのか、

(わからなかった・・・)

わからなかった・・・

(まったくもってなぞにつつまれている、)

まったくもって謎につつまれている、

(なみだのくにというものは!)

涙の国というものは!

問題文を全て表示 一部のみ表示 誤字・脱字等の報告

◆コメントを投稿

※誹謗中傷、公序良俗に反するコメント、歌詞の投稿、宣伝行為は禁止です。

※このゲームにコメントするにはログインが必要です。

※コメントは日本語で投稿してください。

※歌詞のコメントは著作権侵害となります。投稿しないでください!

すきやらめんのタイピング

オススメの新着タイピング

タイピング練習講座 ローマ字入力表

人気ランキング

注目キーワード