秒針

(すいめんかでそっとあしをとめた)

水面下でそっと足を止めた

(きみはりかいしゃをえんじている)

君は理解者を演じている

(そこにはもうすがたはないのにねぇ)

そこにはもう姿はないのに　ねぇ？

(わかってるんだよ)

分かってるんだよ

(だいじょうぶきみをぜんぶわかっているよ)

「大丈夫、君を全部分かっているよ」

(わかったつもりだ)

解ったつもりだ

(せいろんでおおえどもきっと)

正論で覆えども　きっと

(はじかれてしまうから)

弾かれてしまうから

(へんかくはじょうじょうだもうこれいじょうなんてむりだ)

変革は上々だ　もうこれ以上なんて無理だ

(せいちょうのせんりゃくはすでにねりきれてしまったから)

成長の戦略は既に練り切れてしまったから

(もういっかいいやなんどでも)

もう一回　いや何度でも

(れいてんをこえてもういちど)

零点を超えて　もう一度

(さけんで)

叫んで

(このこえをきみにおくるよｏｈ)

この声を君に送るよ oh

(なきじゃくったそのひょうじょうをえがおにかえたら)

泣きじゃくった　その表情を笑顔に変えたら

(ふるえどもあしはとまらないいま)

震えども足は止まらない　今

(うごきだしたそのびょうしんにこのみをゆだねて)

動き出した　その秒針にこの身を委ねて

(れいこくなきょうそうはもうぼくにとってもおなじだ)

冷酷な凶相は　もう僕にとっても同じだ

(もうそうはほどほどにきっとさけられないじじょうを)

妄想はほどほどに　きっと避けられない事情を

(さいていなこのぼくはもうかぎられたじかんさえ)

最低なこの僕は　もう限られた時間さえ

(しゅうとうなもんくでもきっときみにはみすかされてる)

周到な文句でも　きっと君には見透かされてる

(もういちどやりなおせるから)

もう一度　やり直せるから

(もうてんのさきへもういちど)

盲点の先へ　もう一度

(ちかうよ)

誓うよ

(このこえをきみにおくるよｏｈ)

この声を君に送るよ oh

(なんどだってむじょうになってきみをさがすから)

何度だって無情になって　君を探すから

(ふるえどもあしはとまらないいま)

震えども足は止まらない　今

(このみごとくだけちってもとまらないよ)

この身ごと砕け散っても　止まらないよ

(ああ)

嗚呼

(もういっかいいやなんどでも)

もう一回　いや何度でも

(れいてんをこえてもういちど)

零点を超えて　もう一度

(さけんで)

叫んで

(このこえをきみにおくるよｏｈ)

この声を君に送るよ oh

(なんどだってむじょうになってきみをさがすから)

何度だって無情になって　君を探すから

(このこえをきみにおくるよｏｈ)

この声を君に送るよ oh

(なきじゃくったそのひょうじょうをえがおにかえたら)

泣きじゃくった　その表情を笑顔に変えたら

(ふるえどもあしはとまらないいま)

震えども足は止まらない　今

(うごきだしたそのびょうしんにこのみをゆだねたら)

動き出した　その秒針にこの身を委ねたら

(はきだしたそのじょうしきをこのてでこわして)

吐き出したその常識をこの手で壊して