8人のための「Q」

(よろしくなんてさしだしたって)

よろしくなんて差し出したって

(どうしてもってかめんもちだして)

どうしてもって仮面持ちだして

(このさきどうなるしらないんだ)

この先どうなる？知らないんだ

(どうにもならないしってるんだ)

どうにもならない 知ってるんだ

(いまじゃあないってくりだしても)

今じゃあないって繰り出しても

(そうじゃあないっていいかえして)

そうじゃあないって言い返して

(ぼろぼろになったがれきのなか)

ボロボロになった瓦礫のなか

(つきささるあかくうかぶかげを)

突き刺さる赤く浮かぶ影を

(やくそくしようかゆびきった)

約束しようか 指切った

(さあひびきならせにんげんさんか)

さあ響き鳴らせ人間賛歌

(こうさしていくむげんのさだめに)

交差していく無限の運命に

(いまてらされるそのこたえを)

今照らされるその現実を

(しったところでさ)

知ったところでさ

(ぱらっぱっぱっぱら)

（ぱらっぱっぱっぱら）

(しあわせにえりな)

しあわせにエリナ

(おもいうかぶきみのめ)

思い浮かぶ君の瞳

(ちまみれのばんだなを)

血まみれのバンダナを

(ひたいにむすびつけた)

額に結び付けた

(かーぶしたげんしょうみずから)

カーブした現象、自ら

(それとなくうけとめてみたら)

それとなく受け止めてみたら

(たおれたちいさなそのせなかに)

倒れた小さなその背中に

(からみつくいんねんうかびました)

絡みつく因縁、浮かびました

(こーでもないってくりかえせば)

こーでもないって繰り返せば

(あーでもないってくりかえして)

あーでもないって繰り返して

(ぽつぽつとせまるあめのおとが)

ぽつぽつと迫る雨の音が

(つきつけるまちのくろいかげを)

突きつける町の黒い影を

(ほしのもとそのいしはひとつ)

星のもと その意思はひとつ

(さあかきみだせしょうどうのまま)

さあ掻き乱せ衝動のまま

(いまはきちらすじかんのなか)

今吐き散らす時間の中

(きっとなんどでも)

きっと何度でも

(まもってみせるから)

守ってみせるから

(もどしたところでさ)

「戻した」ところでさ

(ぱらっぱっぱっぱら)

（ぱらっぱっぱっぱら）

(よるのじかんをぬけて)

夜の時間を抜けて

(おわりてらすあさやけ)

終わり照らす朝焼け

(きずついたまちなみは)

傷ついた町並みは

(けんめいにあるきだす)

懸命に歩き出す

(さよならをかぞえて)

さよならを数えて

(のみこんだおもいを)

飲み込んだ想いを

(せなかをおすかぜを)

背中を押す風を

(せんめいにおぼえてた)

鮮明に覚えてた

(いまなすべきことを)

「今」為すべきことを

(このほしのささだめを)

この星のさ さだめを

(あしたはまかせたから)

「明日」は任せたから

(あんたはきぼうなのよ)

あんたは希望なのよ

(さあかけならせにんげんさんか)

さあ！駆け鳴らせ人間賛歌

(まよいつづけた)

迷い続けた

(ぼくのまいなすを)

「ぼく」のマイナスを

(いまおもいしるそのこたえを)

今思い知るその答えを

(ずっとだきしめて)

ずっと抱きしめて

(ぱらっぱっぱっぱら)

(ぱらっぱっぱっぱら）

(ありがとうそれしか)

ありがとう それしか

(うかぶことばがないよ)

浮かぶ言葉がないよ

(かえろうかいっしょに)

帰ろうか 一緒に

(ぶじをいのっておくよ)

「無事を祈っておくよ」

(くりかえすせんたくを)

繰り返す選択を

(さよならのすべてを)

さよならのすべてを

(おもいしったかんじょうを)

思い知った感情を

(ひたすらにだきしめて)

ひたすらに抱きしめて

(ときあかすのろいを)

解き明かす呪いを

(おもいでのすべてを)

思い出のすべてを

(おもいしったくうはくを)

思い知った空白を

(てさぐりでみつけだして)

手探りで見つけ出して