クローバー 【るぅとくん】

(こえもかけられない)

声もかけられない

(ひたむきな　めにどきっとしちゃって)

ひたむきな 目にどきっとしちゃって

(やば、ばれた？)

やば、バレた？

(「とどけ　とどけ」きみはうたう)

『届け 届け』君はうたう

(とおく　とおく　ただまえをみてた)

遠く 遠く ただ前を見てた

(あぁ　きょうもいいひだ)

あぁ 今日も良い日だ

(くらいよるにまよって　こうかいとかもして　ないて)

暗い夜に迷って 後悔とかもして 泣いて

(なんどもとおまわりして　きずついた)

何度も遠回りして 傷ついた

(まいごのゆめになまえをくれた)

迷子の夢に名前をくれた

(どこかできみがさけんでいた)

どこかで君が叫んでいた

(「いっぽでもとおく」　とどいてるんだ)

『一歩でも遠く』 届いてるんだ

(つむいだねがいは　だれかのみちをしめすこんぱす)

紡いだ願いは 誰かの道を示すコンパス

(きみをみてるって　とどけばいいな)

君を見てるって 届けば良いな

(それだけでじゅうぶんかな)

それだけで充分かな

(いつものばしょで　またあえますように)

いつもの場所で また会えますように

(そのけしきをみせて)

その景色を見せて

(こえがききたくて)

声が聞きたくて

(すきっぷぎみ　もつれちゃって)

スキップ気味 もつれちゃって

(やば、こけた！)

やば、コケた！

(「とどけ　とどけ」きみはうたう)

『届け 届け』君はうたう

(だれも　だれも　みむきしなくても)

誰も 誰も 見向きしなくても

(ねえ　たいようみたい)

ねえ 太陽みたい

(たからのちずのばしょは　ずっとわすれていた　だけど)

宝の地図の場所は ずっと忘れていた だけど

(しゅみとくぎなにもかも　とりつくろって)

趣味特技なにもかも 取り繕って

(にせものだけでうめてたじぶん)

ニセモノだけで埋めてた自分

(ごみばこにすててまえをむいて)

ゴミ箱に捨てて前を向いて

(いっぽでもとおく　とどかせたい)

一歩でも遠く 届かせたい

(きみがくれたんだ　”ほんとのじぶん”いきのちけっと)

君がくれたんだ ＂ほんとの自分＂行きのチケット

(きみもがんばって　とどけばいいな)

君も頑張って 届けば良いな

(それだけでじゅうぶんかな)

それだけで充分かな

(いつものばしょで　またあえますように)

いつもの場所で また会えますように

(きみのゆめをみせて)

君の夢を見せて

(「いっぽでもとおく」　とどいてるんだ)

『一歩でも遠く』 届いてるんだ

(つむいだねがいは　だれかのみちをしめすこんぱす)

紡いだ願いは 誰かの道を示すコンパス

(きみをみてるって　とどけばいいな)

君を見てるって 届けば良いな

(それだけでじゅうぶんかな)

それだけで充分かな

(ちいさなめもに　ひとことだけかいて)

小さなメモに 一言だけ書いて

(「またあえたらいいな」)

「また会えたら良いな」