ばいばいどくおぶざべい

(つぎのしごとがきまったんだってねろっくしんがー)

次の仕事が決まったんだってねロックシンガー

(さいごにうたっておくれよとくいだったどくおぶざべい)

最後に歌っておくれよ得意だったどくおぶざべい

(どんなまひるのそらよりあかるいあかるいうた)

どんな真昼の空より明るい明るい歌

(おいらのひだりてもうだめなんだってさどくおぶざべい)

おいらの左手もうダメなんだってさどくおぶざべい

(いかれちまったんだってさどくおぶざべい)

イカれちまったんだってさどくおぶざべい

(まくをひかないでくれあかりをけさないでくれ)

幕を引かないでくれ明かりを消さないでくれ

(みんなわかってるからだれもなにもいわないでくれ)

みんなわかってるから誰も何も言わないでくれ

(ばいばいどくおぶざべい)

ばいばいどくおぶざべい

(ばいばいどくおぶざべい)

ばいばいどくおぶざべい

(つぎのどようのばんにこのみせにきてみれば)

次の土曜の晩にこの店に来てみれば

(だれかがきっとうたっているんだろうならいかろうりんすとうん)

誰かがきっと歌っているんだろうならいかろうりんすとうん

(あいさつをきりだすのはこちらから)

挨拶を切りだすのはこちらから

(だれもおいらをおぼえていないだろうならいかろうりんすとん)

誰もおいらを覚えていないだろうならいかろうりんすとん

(ながいはできないだろうろうりんすとん)

長居はできないだろうろうりんすとん

(みんなかわってしまうみんなわすれてしまうだろう)

みんな変わってしまうみんな忘れてしまうだろう

(だからさいごのうたはそらよりあかるい)

だから最後の歌は空より明るい

(ばいばいどくおぶざべいばいばい)

ばいばいどくおぶざべいばいばい

(ぎたーがおもいぜめちゃくちゃおもいぜろっくしんがー)

ギターが重いぜめちゃくちゃ重いぜロックシンガー

(ほうりだしちまいたくなってちょうどいいやどくおぶざべい)

放りだしちまいたくなって丁度いいやどくおぶざべい

(いかれたぎたーがおいらのいかれたこのうでに)

イカれたギターがおいらのイカれたこの腕に

(とけるつもりでなにかたくらんでいるらしいぜどくおぶざべい)

溶けるつもりで何かたくらんでいるらしいぜどくおぶざべい

(みんないっしょにいっちまえばいばいばい)

みんな一緒に行っちまえばいばいばい

(まくをひかないでくれあかりをけさないでくれ)

幕を引かないでくれ明かりを消さないでくれ

(みんなわかってるからだれもなにもいわないでくれ)

みんなわかってるから誰も何も言わないでくれ

(ばいばいどくおぶざべい)

ばいばいどくおぶざべい

(ばいばいどくおぶざべい)

ばいばいどくおぶざべい

(ばいばいどくおぶざべいばい)

ばいばいどくおぶざべいばい