雪急く朝が来る／Official髭男dism

(ひかったじょしゅせきでくびをすくめるきみ)

光った　助手席で首をすくめる君

(それはとおくからとおくからゆきをつれてきた)

それは遠くから遠くから　雪を連れてきた

(ねしずまったよいやみもおかげでだいなしさ)

寝静まった宵闇もおかげで台無しさ

(ああどうせならどうせならいってしまおうか)

ああどうせなら　どうせなら言ってしまおうか

(ざつにみつもるこいのしょうりつはけっしてたかくはなさそうだけど)

雑に見積もる恋の勝率は決して高くはなさそうだけど

(あらーむがさんかいなってまよったぼくをおいつめる)

アラームが三回鳴って迷った僕を追い詰める

(さようならにかわるまほうのことばさがして)

さようならに変わる魔法の言葉探して

(せめてこころだけでもきみのそばにのこしたくて)

せめて心だけでも君のそばに残したくて

(あせばむ１２がつをつかんではなさぬようやっきになってどうでもいいはなしをする)

汗ばむ12月を掴んで離さぬよう　躍起になってどうでもいい話をする

(まだみつけられないそのまほうのことばはきっとあさになってもみあたらないだろう)

まだ見つけられないその魔法の言葉は　きっと朝になっても見当たらないだろう

(わかっていたってさがしたさがしたあせった)

分かっていたって探した探した　焦った

(ああなんてわずらわしいあさだ)

ああなんてわずらわしい朝だ

(ざつにみつもるこいのしょうりつはやっぱりあてになどならない)

雑に見積もる恋の勝率はやっぱりあてになどならない

(あらーむをとめてめをひらいてこえをあげる)

アラームをとめて目を開いて声をあげる

(さようならにかわるまほうのことばさがして)

さようならに代わる魔法の言葉探して

(せめてこころだけでもきみのそばにのこしたくて)

せめて心だけでも君のそばに残したくて

(あせばむ１２がつをつかんではなさぬようやっきになってどうでもいいはなしをする)

汗ばむ12月をつかんで離さぬよう躍起になってどうでもいい話をする

(まだみつけられないそのまほうのことばは)

まだ見つけられないその魔法の言葉は

(きっとあさになってもみあたらないだろう)

きっと朝になっても見当たらないだろう

(わかっていたってさがしたさがしたあせった)

分かっていたって探した探した　焦った

(ああなんてわずらわしいあさだ)

ああなんてわずらわしい朝だ

(ざつにみつもるこいのしょうりつはやっぱりあてになどならない)

雑に見積もる恋の勝率はやっぱりあてになどならない

(あらーむをとめてめをひらいてこえをあげる)

アラームをとめて目を開いて声をあげる

(さようならにかわるまほうのことばさがして)

さようならに代わる魔法の言葉探して

(せめてこころだけでもきみのそばにのこしたくて)

せめて心だけでも君のそばに残したくて

(ひだりどあのかぎをそっとはずしながらも)

左ドアの鍵をそっと外しながらも

(どうかあけないでとどうしようもないことおもう)

どうか開けないでと　どうしようもないこと思う

(そんなわがままをふりきろうとしてあがいた)

そんなわがままを振り切ろうとして足掻いた

(あとがすきということばにすがたをかえた)

後が好きという言葉に姿を変えた

(きづくときみはだまったないたわらったなんてわずわらしいあさだ)

気づくと君は黙った泣いた笑った　なんてわずわらしい朝だ