ぼくらの16bitエンズ・トリガー

(あんたん、ふらちなそらがおちてくる)

暗澹、不埒な空が落ちてくる

(とうたされてくげーむのはなしさ)

淘汰されてく 『ゲームの話さ？』

(なんて、ふかいなうそをかきならす)

なんて、不快な　嘘をかき鳴らす？

(そうさされてる)

操作されてる

(ひともいしもししもほらすべて)

ヒトも意思も四肢もほら全て

(ああ、めまいがひびをおいてゆく)

嗚呼、目眩が日々を置いてゆく

(とうたされてくせいぎもぎせいも)

淘汰されてく セイギもギセイも

(またひとつげーむがはじまり、おわってく)

また　ひとつゲームが始まり、終わってく

(そうさしてゆく)

操作してゆく

(ひともいしもししもほらすべて)

ヒトも意思も四肢もほら全て

(どれだけのあいがきえるのだろう)

どれだけの愛が消えるのだろう？

(どれだけのあいをけすのだろう)

どれだけの愛を消すのだろう？

(なかまをおきざりにしてただひとりで)

仲間を“置き去り”にしてただ一人で

(はしる、このかおなんてみせられたもんじゃないな)

奔る、この表情なんて 見せられたもんじゃ無いな

(しゅうまつをうたうぼくらの１６ｂｉｔとりがー。)

終末を謳う　ぼくらの16bit銃爪。

(きこえるかまもりたいもののさけびが)

聞こえるか？守りたいものの叫びが！

(ざわめくかんじょうもうしなったあいもぜんぶ)

ざわめく感情も失った愛も全部

(おきざりにでもできたらよかったのさ)

“置き去り”にでも出来たら善かったのさ！

(しゅうまつをうたうぼくらの１６ｂｉｔとりがー。)

終末を謳う　ぼくらの16bit銃爪。

(なみだもかれるほどいであにのまれて)

涙も枯れる程　イデアに蝕まれて

(とめどなくほうしゃされるいのちのとりがー。)

止め処亡く　放射される　命の銃爪。

(うんめいさえそうさすることがいまできたのなら)

運命さえ“操作する”事が いま出来たのなら！

(ああ、ふがいないえごをみうしなう)

嗚呼、不甲斐ない　エゴを見失う

(とうたされてくなかまもちつじょも)

淘汰されてく　仲間も秩序も

(なんて、ふせいだなにもわからずに)

なんて、不正だ　Zも解らずに

(そうさされていた)

操作されていた

(いであのなみにのまれていた)

イデアの波に蝕まれていた

(あるととえごがこうさしていた)

アルトとエゴが交差していた

(いであのなみにのまれていた)

イデアの波に蝕まれていた

(あるととえごがこうさしていた)

アルトとエゴが交差していた

(しゅうまつをうたうぼくらの１６ｂｉｔとりがー。)

終末を謳う　ぼくらの16bit銃爪。

(きこえるかたたきつけるこどうが)

聞こえるか？叩きつける鼓動が！

(しゅうまつをあがいてわめくがらすのあめに)

終末を足搔いて喚く硝子の雨に

(かきけされそうになっても、まだ)

かき消されそうになっても、まだ──

(しゅうまつをうたうぼくらの１６ｂｉｔとりがー。)

終末を謳う　ぼくらの16bit銃爪。

(つくられたものがあいをうたうほしで)

創られた機械が愛を謳う星で

(せわしないせかいにあらがい、おわらせようか)

忙しない世界に抗い、終わらせようか

(げんじつという、りふじんなげーむを)

現実と云う、理不尽なゲームを！

(しゅうまつをうたうぼくらの１６ｂｉｔとりがー。)

終末を謳う　ぼくらの16bit銃爪。

(きこえるかまもりたいもののさけびが)

聞こえるか？守りたいものの叫びが！

(しゅうまつをあがくしょうねんはそらをあおぐ)

終末を足搔く　少年は宙を仰ぐ

(うんめいさえそうさするうたがそっとひびいていた)

運命さえ“操作する”うたがそっと響いていた