『あ』『い』をあつめて

(ねぇきみのへやでみつけたあるばむには)

ねぇ　君の部屋で見つけた　アルバムには

(さんねんまえのふたりがうつるしゅうごうしゃしんであうまえのひだね)

三年前の2人が写る　集合写真　出会う前の日だね

(あぁなつかしいなぼくはまだひとりきりで)

あぁ　懐かしいな　僕はまだ一人きりで

(かわりたくてさあせってばかりひととはなすのにがてだった)

変わりたくてさ　焦ってばかり　人と話すの苦手だった

(あのひぼくらをつないだぷれぜんとはいまとかわらないひとみできみが)

あの日　僕らを繋いだ　プレゼントは　今と変わらない瞳で君が

(ふたりはにてるよといってくれたことそのこえをおぼえてる)

「二人は似てるよ」と言ってくれたこと　その声を覚えてる

(いっしょにいればあしたもかがやいてみえるんだ)

一緒にいれば　明日も輝いて見えるんだ

(たくさんのあいをあつめたらことばできみにとどけよう)

たくさんの愛を集めたら　言葉で君に届けよう

(みえないきもちをかたちにしたらこころのなかまでとどくから)

見えない気持ちを形にしたら　心の中まで届くから

(きみにであえてよかったきみでほんとうによかった)

君に出会えて良かった　君で本当に良かった

(どんなみらいもおくることばできみがえがおになれるように)

どんな未来も贈る言葉で　君が笑顔になれるように

(このしゃしんのひきみにおもいつたえたんだ)

この写真の日　君に思い伝えたんだ

(めくっていけばいろんなきもちけんかしたひもあったよね)

めくっていけばいろんな気持ち　喧嘩した日もあったよね

(きらいなかこもみらいのふあんさえもぜんぶおもいをぶちまけたら)

嫌いな過去も　未来の不安さえも　全部思いをぶちまけたら

(ちいさくうなずききみまでないたよね)

小さく頷き君まで泣いてたよね

(おなじだねっていったらなんだかおかしいいくつもこころかさねていく)

「同じだね」って言ったら　なんだか可笑しい　いくつも心を重ねていく

(あいをはこぶことばならきょりもときもこえていける)

愛を運ぶ言葉なら　距離も時も越えていける

(つたえたいのはそのなかにあるいろあせないきもちなんだ)

伝えたいのは　その中にある　色褪せない気持ちなんだ

(５０こしかないことばからあたたかいいろがうまれる)

50個しかない言葉から　暖かい色が生まれる

(さいしょにならぶのがあいだった)

最初に並ぶのが『あ』『い』だった

(そのいみはきみにであってわかったよ)

その意味は君に出会ってわかったよ

(たくさんのあいをあつめたらことばにのせてとどけよう)

たくさんの愛を集めたら　言葉に乗せて届けよう

(いつだってきみがてにしたときにやさしいきもちになれるように)

いつだって君が　手にした時に　優しい気持ちになれるように

(きみにであえてよかったきみでほんとうによかった)

君に出会えて良かった　君で本当に良かった

(どんなみらいもおくることばできみがえがおになれるように)

どんな未来も贈る言葉で　君が笑顔になれるように

(あいをのせてきみをめざすことばだよ)

愛を乗せて　君を目指す言葉だよ