雪しずり/DEEP

(ゆれるこなゆきささめゆきよぞらのはなぼたんゆき)

揺れる粉雪　ささめ雪　夜空の花　牡丹雪

(あなたのまちにまうのはどんなゆきですか？)

あなたの街に舞うのは　どんな雪ですか?

(ことしのふゆもこのむねはあなただけがふりつもる)

今年の冬もこの胸は　あなただけが降り積もる

(あいたくてあいたくてまたゆきしずり)

逢いたくて　逢いたくて　また雪しずり

(ひとばんでふったしんせつのうえに)

一晩で降った新雪の上に

(なみだおちてこおりゆきにかわる)

涙落ちて　こおり雪に変わる

(しろよりもしろいゆきをみるたびに)

白よりも白い　雪を見る度に

(あなた・・・あなたをおもいだしてしまう)

あなた… あなたを思い出してしまう

(ひとつきまぐれにまいおりて)

一つ気まぐれに舞い降りて

(ひらひらとこのまちにふたりだけのきせつがくる)

ひらひらとこの街に　二人だけの季節がくる

(ゆれるこなゆきささめゆきよぞらのはなぼたんゆき)

揺れる粉雪　ささめ雪　夜空の花　牡丹雪

(あなたのまちにまうのはどんなゆきですか？)

あなたの街に舞うのは　どんな雪ですか?

(ことしのふゆもこのむねはあなただけがふりつもる)

今年の冬もこの胸は　あなただけが降り積もる

(あいたくてあいたくてまたゆきしずり)

逢いたくて　逢いたくて　また雪しずり

(たがいのきもちはきづいてたはずで)

互いの気持ちは　気付いてたはずで

(だけどときのはやさにかてなくて)

だけど　時間(とき)の早さに勝てなくて

(ひとしれずつけたあしあとを)

人知れず付けた足跡を

(ゆきがそっと・・・そっとけしてくれるのをまってた)

雪がそっと… そっと消してくれるのを待ってた

(ほしがきまぐれにかたむけば)

星が気まぐれに傾けば

(いつしかのふるきずがさむぞらにいたみだすよ)

いつしかの古傷が　寒空に痛みだすよ

(はらりあわゆきしめりゆきはれまにふるにわかゆき)

はらり沫(あわ)雪　湿り雪　晴れ間に降る　にわか雪

(あなたがみあげてるのはどんなゆきですか？)

あなたが見上げてるのは　どんな雪ですか?

(わだちのようないとしさにすべてをうばわれたまま)

轍(わだち)のような愛しさに　全てを奪われたまま

(あいたくてあいたくてまたゆきしずり)

逢いたくて　逢いたくて　また雪しずり

(いまごろどこかであなた)

今頃何処かであなた

(おなじおもいでいるのなら)

同じ想いでいるのなら

(なにもかもをすててむかえにいくよまってて)

何もかもを捨てて迎えにいくよ　待ってて

(もうじぶんをだませないよ)

もう自分を騙せないよ

(ゆれるこなゆきささめゆきよぞらのはなぼたんゆき)

揺れる粉雪　ささめ雪　夜空の花　牡丹雪

(あなたのまちにまうのはどんなゆきですか？)

あなたの街に舞うのは　どんな雪ですか?

(おもいはきっとまんねんゆきひとときさえとぎれずに)

想いはきっと万年雪　一時さえ途切れずに

(あいたくてあいたくてまた・・・)

逢いたくて　逢いたくて　また…

(はらりあわゆきしめりゆきはれまにふるにわかゆき)

はらり沫(あわ)雪　湿り雪　晴れ間に降る　にわか雪

(あなたがみあげてるのはどんなゆきですか？)

あなたが見上げてるのは　どんな雪ですか?

(わだちのようないとしさにすべてをうばわれたまま)

轍(わだち)のような愛しさに　全てを奪われたまま

(あいたくてあいたくてまたゆきしずり)

逢いたくて　逢いたくて　また雪しずり