ゆとりロック

(てんきよほうはあめめちゃくちゃにあめゆうがたからかくじつにあめ)

天気予報は雨　めちゃくちゃに雨　夕方から確実に雨

(しつこくおしえてくれてたのにまたかさもってくんのわすれてもうた)

しつこく教えてくれてたのに　また傘持ってくんの忘れてもうた

(ああまたふえるびにーるがさああゆうしょうしてまうわ)

ああ　また増えるビニール傘　ああ　優勝してまうわ

(いえにかさなんぼんあんねんせんしゅけん)

家に傘何本あんねん選手権

(おしゃれじゃないがださくはなりたくない)

オシャレじゃないが　ダサくはなりたくない

(きょうようはないけれどばかではない)

教養はないけれど　バカではない

(ちゅうとはんぱなぷらいどがよけいにいたい)

中途半端なプライドが　余計に痛い

(ああおりたたみがさああいえにおいてきた)

ああ　折り畳み傘　ああ　家に置いてきた

(おなじあやまちをくりかえすなんども)

同じ過ちを繰り返す　何度も

(うわあなんかもうおれどうでもいい)

うわあ　なんかもう俺　どうでもいい

(ああもうまわりのすぴーど)

ああ　もう　周りのスピード

(ああもうはやすぎるようで)

ああ　もう　早すぎるようで

(ああもうおいてかれてんな)

ああ　もう　置いてかれてんな

(ふあんでぐだってたるんでしもうた)

不安でぐだって　たるんでしもうた

(ああもうささいなことでも)

ああ　もう　些細なことでも

(ああもうめちゃひきずるやん)

ああ　もう　めちゃ引きずるやん

(ああもうまわりにあわせて)

ああ　もう　周りに合わせて

(うまいことやるのんがにがてなゆとりろっく)

上手いことやるのんが苦手な　ゆとりロック

(かんどうするのんもめんどうでないようがないようなものばっかあつめてしまいます)

感動するのんも面倒で　内容が無いようなものばっか集めてしまいます

(そんなんでもしゅんかんでなけてしまうようなこともあって)

そんなんでも瞬間で　泣けてしまうような　事もあって

(なんでかあんしんしています)

なんでか安心しています

(あああらーむは７じああおきたら１２じ)

ああ　アラームは7時　ああ　起きたら12時

(またやってしもうたこれはあかんわさすがにひくわじぶんでも)

またやってしもうた　これはあかんわ　さすがに引くわ　自分でも

(ういたはなしがなさすぎてじめんうまりそうやわまじで)

浮いた話が無さ過ぎて　地面　埋まりそうやわまじで

(だれかひっぱりだしてくれんかなあってぼやいてても)

誰か引っ張り出してくれんかなあ　って　ぼやいてても

(なんもかわらんことぐらいしってるから)

なんも変わらんことぐらい　知ってるから！

(ああもううたれよわいなって)

ああ　もう　「打たれ弱いな」って

(ああもうがまんがたりんなって)

ああ　もう　「我慢が足りんな」って

(ああもううるせーなばか)

ああ　もう　うるせーなばか

(っておもってもいえんなこころにひめて)

って思っても　言えんな　心に秘めて

(ああもうきくみみもたんで)

ああ　もう　聞く耳持たんで

(ああもうええときもある)

ああ　もう　ええ時もある

(ああもうじぶんのやりかたで)

ああ　もう　自分のやり方で

(ゆるりとじだいをつくれゆとりろっく)

ゆるりと時代を作れ　ゆとりロック

(やしんがない、きょうちょうせいがないくくられるせだい)

野心がない、協調性がない　括られる世代

(でもそんなじぶんがかわいい)

でもそんな自分がかわいい

(ゆとりのすとーりーをぜんぶこうていして)

ゆとりのストーリーを全部肯定して

(ぜんいんがあしなみそろえてごーる)

全員が足並み揃えてゴール

(いつまでつづくかいつまでやれるか)

いつまで続くか　いつまでやれるか

(わからんものにぜんりょくかけて)

分からんものに　全力かけて

(おれらがあんたらがかきまわすばんや)

俺らが　あんたらが　かきまわす番や

(ゆるりと)

ゆるりと