ぼうじんパレード/くらげP

(ひるやすみわたしひとりえをかいていた)

昼休み、わたし ひとり絵を書いていた

(とくべつなわたしかげぐちむししてたら)

特別なわたし 陰口無視してたら

(ぐにゃぐにゃにまがってくきょうしつ)

ぐにゃぐにゃに曲がってく教室

(にげだしたさきで)

逃げ出した先で

(にらまれたおおきなめ)

睨まれたおおきな目

(かたまるからだに)

固まる体に

(せのひくいおにがいう)

背の低い鬼が言う

(からっぽのきみをみとめなよ)

空っぽの君を認めなよ

(ぼくはそれもきらいじゃないよ)

僕はそれも嫌いじゃないよ

(さあほらじごくへいこう)

さあ ホラ 地獄へ行こう

(そうでですとぅーら)

そう デデ・ストゥーラ！！

(こえをほはばをあわせて)

声を歩幅を合わせて

(ぱれーどはすすむよじごくへと)

パレードは進むよ地獄へと

(さぁでですとぅーら)

さァ！ デデ・ストゥーラ！！

(ぼくらとくべつじゃないから)

僕ら特別じゃないから

(うたがうことなくあいしあえる)

疑うことなく愛し合える

(ぱれーどはつづく)

パレードは続く

(なんぷんもなんねんも)

何分も何年も

(かたまるこころに)

固まる心に

(せのひくいおにがいう)

背の低い鬼が言う

(だれよりもとくべつなきみを)

誰よりも特別な君を

(つまりはただのぼんじんを)

つまりはただの凡人を

(ねえもうころしたりしないで)

ねえ もう 殺したりしないで

(そうでですとぅーら)

そう デデ・ストゥーラ！！

(こえをほはばをあわせて)

声を歩幅を合わせて

(ぱれーどはおちるよじごくへと)

パレードは堕ちるよ地獄へと

(さぁでですとぅーら)

さァ！ デデ・ストゥーラ！！

(きみがみとめられないなら)

君が認められないなら

(せかいはえいきゅうにこのまんま)

世界は永久にこのまんま

(からっぽのきみをみとめなよ)

空っぽの君を認めなよ

(からっぽのきみをみとめなよ)

空っぽの君を認めなよ

(からっぽのきみをあいしてる)

空っぽの君を愛してる

(ぼくらをこわがらないでよ)

僕らを怖がらないでよ

(おかえりじごくだよまま)

おかえり「地獄」だよママ

(そうでですとぅーら)

そう デデ・ストゥーラ！！

(くずれておちてくせかい)

崩れて落ちてく世界

(さぁさとうちゃくだここがじごく)

さァさ到着だ ここが地獄

(うすれていった)

薄れていった

(いしきさえつかめないまま)

意識さえ掴めないまま

(からっぽのわたしがめをさます)

空っぽのわたしが目を覚ます

(そうでですとぅーら)

そう デデ・ストゥーラ

(こえをほはばをあわせて)

声を歩幅を合わせて

(みんなとかわらないひとになろう)

みんなと変わらない人になろう

(さぁでですとぅーら)

さァ！ デデ・ストゥーラ

(ぼくらとくべつじゃないから)

僕ら特別じゃないから

(うたがうことなくあいしあえる)

疑うことなく愛し合える