カルデラ / 黒木渚

(さいていだとおもうひはあいにきてよわたしがもがくのをみていなよ)

最低だと思う日は会いに来てよ　私がもがくのを見ていなよ

(わかさうしなってもさんそうしなってもかならずめじるしでいるよ)

若さ失っても酸素失っても　必ず目印でいるよ

(なんでどうしてやめるときもくつじょくのよるも)

なんでどうして　病める時も屈辱の夜も

(みだれなくいきるがんじょうなわたしですよ)

乱れなく生きる　頑丈な私ですよ？

(わきでるのはいつもこんなたいみんぐ)

湧き出るのはいつもこんなタイミング

(ぶらっくなじけんまちわびるように)

ブラックな事件待ちわびるように

(おなじちをわけておちてきたあなた)

同じ血を分けて堕ちてきたあなた

(あえたらなとおもったのはほんのできごころ)

会えたらなと思ったのはほんの出来心

(あなたがたいないにやどしたものでさえわたしはこうふくをいのったよ)

あなたが胎内に宿したものでさえ　私は幸福を祈ったよ

(だれものまえでなげくこといとわずぶちまけてしまうくらいかなしいよ)

誰もの前で嘆くこと厭わず　ぶちまけてしまうくらい悲しいよ

(さいこうだとおもうひもあいにきてよわたしのかつぼうをみたしてよ)

「最高だ」と思う日も会いに来てよ　私の渇望を満たしてよ

(あたまさめきっているかんかくころしているわたしをふっとうさせてよ)

頭醒めきっている　感覚殺している　私を沸騰させてよ

(なんでどうしていつのときもぺんをにぎるては)

なんでどうしていつのときもペンを握る手は

(かろやかなことばほっしているさがしている)

軽やかな言葉欲している　探している

(でもわきでるのはいつもどくはりやみ)

でも湧き出るのはいつも毒針闇

(ぶらっくなじけんまちわびるように)

ブラックな事件待ちわびるように

(おなじちをわけておちてきたあなたあえたらなとおもったのはほんのできごころ)

同じ血を分けて堕ちてきたあなた　会えたらなと思ったのはほんの出来心

(あなたがたいないにやどしたものでさえわたしはこうふくをいのったよ)

あなたが胎内に宿したものでさえ　私は幸福を祈ったよ

(だれものまえでなげくこといとわずぶちまけてしまうくらいかなしいよ)

誰もの前で嘆くこと厭わず　ぶちまけてしまうくらい悲しいよ

(さいこうだとおもうひはあいにきてよわたしのかつぼうをみたしてよ)

「最高だ」と思う日は会いに来てよ　私の渇望を満たしてよ

(あたまさめきっているかんかくころしているわたしをふっとうさせてよ)

頭醒めきっている　感覚殺している　私を沸騰させてよ

(さいていだとおもうひもあいにきてよわたしがもがくのをみていなよ)

「最低だ」と思う日も会いに来てよ　私がもがくのを見ていなよ

(わかさうしなってもさんそうしなってもかならずめじるしでいるよ)

若さ失っても酸素失っても　必ず目印でいるよ