ハルユメ

(さよならってありがとうってなみだがつまっていえないよ)

さよならってありがとうって涙が詰まって言えないよ

(ほうかごのきょうしつにさしこむゆうひがうつしだした)

放課後の教室に差し込む夕日が映し出した

(あのころのむじゃきなかげを)

あの頃の無邪気な影を

(まだなりたいじぶんわからずにはくしのみらいず)

まだなりたい自分わからずに白紙の未来図

(なやみだってかのうせいだたぶんそうだ)

悩みだって可能性だ多分そうだ

(はしってもあしたはあえないの)

走っても明日は会えないの

(くりかえすだけとおもっていたひびに)

繰り返すだけと思っていた日々に

(おわりなんて)

終わりなんて

(にあわないってそれでも)

似合わないってそれでも

(とけいのはりはすすんでく)

時計の針は進んでく

(もうすこし)

もう少し

(はなはちってまたさくってはるがくるたびうかぶけしき)

花は散ってまた咲くって春が来るたび浮かぶ景色

(かけがえないつぼみまたひとつ)

かけがえない蕾また一つ

(さよならってありがとうってつたえきれないおもいのせて)

さよならってありがとうって伝えきれない想い乗せて

(はなれててもまたあえるように)

離れててもまた会えるように

(うたってくうたってくきみにとどけと)

歌ってく歌ってく君に届けと

(うたってるきょうはあおいそら)

歌ってる今日は青い空

(ほうかごのろうかにはながくかげがのびていたこと)

放課後の廊下には長く影が伸びていたこと

(おぼえてるあのひのなみだ)

憶えてるあの日の涙

(あきらめきれないゆめかかえいばしょさがしてた)

諦めきれない夢抱え居場所探してた

(やりたいっておもうことはわるくないんだ)

やりたいって思うことは悪くないんだ

(であってくきせきにきづくのは)

出会ってく奇跡に気づくのは

(みんなとであえたからわかったことで)

みんなと出会えたからわかったことで

(みつけたかった)

見つけたかった

(じぶんらしさぜんぶ)

自分らしさ全部

(おもいでにうまれかわって)

思い出に生まれ変わって

(かがやく)

輝く

(さびしいってちゃんといってことばにするとせつないけど)

寂しいってちゃんと言って言葉にすると切ないけど

(くちにしないとこうかいしそう)

口にしないと後悔しそう

(おめでとうってまたいつかってわらいごえをしおりにしたら)

おめでとうってまたいつかって笑い声を栞にしたら

(どこにいてもあえるきがしたよ)

どこに居ても会える気がしたよ

(うたってくうたってくあわくてにがい)

歌ってく歌ってく淡くて苦い

(うたってくとおいきせつへ)

歌ってく遠い季節へ

(うまくいかないときはいつでも)

うまく行かない時はいつでも

(じぶんのこころにしょうじきに)

自分の心に正直に

(それぞれのはなたばうけとるのは)

それぞれの花束受け取るのは

(めぶくこころをあいしてゆけるようにとねがうから)

芽吹く心を愛して行けるようにと願うから

(はなはちってまたさくってはるがくるたびうかぶけしき)

花は散ってまた咲くって春が来るたび浮かぶ景色

(かけがえないつぼみまたひとつ)

かけがえない蕾また一つ

(いつかもっとおとなになっていろあせてゆくきおくさえも)

いつかもっと大人になって色褪せて行く記憶さえも

(はなびらふるほどにおもいだす)

花びら降る程に思い出す

(うたってくうたってくきみにとどけと)

歌ってく歌ってく君に届けと

(うたってるきょうはあおいそら)

歌ってる今日は青い空

(さよならってげんきでずっと)

さよならって元気でずっと