また君と

(さいごのでんしゃをのがしてならんでる)

最後の電車を逃して並んでる

(うつむいたよこがおにきみのきもちをさがす)

俯いた横顔に君の気持ちを探す

(はなれたあいだにぼくらはいつもわすれるふりをしていた)

離れた間に僕らはいつも忘れるふりをしていた

(だれかをあいするやさしささえもそっときおくにしまって)

誰かを愛する優しささえも　そっと記憶にしまって

(いまごぜん２じのこうさてんで)

今　午前2時の交差点で

(あのころのようにみつめあって)

あの頃のように見つめあって

(もどらないきせつをとりもどしたいわけじゃない)

戻らない季節を取り戻したいわけじゃない

(だけどいまきみをみてたい)

だけど　今君を見てたい

(かわらないせなかのすこしうしろをあるくなつかしいよ)

変わらない背中の少し後ろを歩く　懐かしいよ

(ふりむいてわらうのはどんないみかなきみはなにをおもうの)

振り向いて笑うのはどんな意味かな　君は何を想うの

(きおくのとびらがときはなたれてひきよせてしまいそうでも)

記憶の扉が解き放たれて引き寄せてしまいそうでも

(おなじいたみをくりかえしたくないそうさこのままこのまま)

同じ痛みを繰り返したくない　そうさこのまま　このまま

(いまごぜん２じのこうさてんで)

今午前2時の交差点で

(あのころよりもひかれあって)

あの頃よりも惹かれあって

(あといっぽすすめばとけいのはりもすすむ)

あと一歩進めば時計の針も進む

(だからいまいだきしめたい)

だから　今抱きしめたい

(ふれたいふれられないきょりといかけるめも)

触れたい　触れられない距離　問いかける目も

(たぶんもうかくせないこのおもいでおなじかおをしている)

多分もう隠せないこの想いで　同じ顔をしている

(きみといたい)

君といたい

(ねぇこんなひをゆめみてた)

ねぇ　こんな日を夢見てた

(あのころよりもずっとつよく)

あの頃よりもずっと強く

(さがしてたなにかをみつけたきがしているきみをきみを)

探してた　何かを見つけた気がしている　君を　君を

(いまごぜん２じのこうさてんで)

今午前2時の交差点で

(あのころのようにみつめあって)

あの頃のように見つめあって

(もどらないきせつをとりもどしたいわけじゃない)

戻らない季節を取り戻したいわけじゃない

(だけどいまきみをみてたい)

だけど今君を見てたい

(ほんとうにたいせつなものにきづけるまですこしながいときがすぎた)

本当に大切なモノに気付けるまで少し長い時間が過ぎた

(つないだてはにどとはなさないでそばにいてね)

繋いだ手は二度と離さないでそばにいてね

(またきみとふたり)

また君と二人