Clavis-鍵-

(うみをわたるたびのとちゅうで)

海を渡る旅の途中で

(かぎをおとしてきたかもしれない)

鍵を落として来たかもしれない

(ひとをわたるたびのとちゅうで)

人を渡る旅の途中で

(かぎをおとしてきたかもしれない)

鍵を落として来たかもしれない

(つきあかりでてらしてみた)

月灯りで照らしてみた

(まちあかりでてらしてみた)

街灯りで照らしてみた

(なぞにつつまれていた)

謎に包まれていた

(ななえやえとえにはたえに)

七重八重十重に二十重に

(こころあるかないか)

心あるかないか

(さがしつづけている)

探し続けている

(だれもみんなじぶんひとりだけで)

誰もみんな自分ひとりだけで

(みつけるのはむずかしい)

見つけるのは難しい

(こころあるかないかさがしつづけたいな)

心あるかないか探し続けたいな

(いきるためのかぎを)

生きるための鍵を

(みつけたいなきみときみと)

見つけたいな君と君と

(よわくなれないたびのとちゅうで)

弱くなれない旅の途中で

(かぎをうずめてきたかもしれない)

鍵をうずめて来たかもしれない

(さびしがれないたびのとちゅうで)

淋しがれない旅の途中で

(かぎをうずめてきたかもしれない)

鍵をうずめて来たかもしれない

(おもいだしてさがしてみた)

思い出して探してみた

(ふりかえってさがしてみた)

振り返って探してみた

(なぞはふかまるばかり)

謎は深まるばかり

(ななえやえとえにはたえに)

七重八重十重に二十重に

(こころをだいてだいて)

心を抱いて抱いて

(ひなをかえすように)

ヒナを孵すように

(だれもみんなじぶんをあたためることは)

誰もみんな自分を暖めることは

(とてもむずかしい)

とても難しい

(こころあるかないか)

心あるかないか

(さがしつづけたいな)

探し続けたいな

(いきるためのかぎを)

生きるための鍵を

(みつけたいなきみときみと)

見つけたいな君と君と

(なぞはふかまるななえやえとえにはたえに)

謎は深まる七重八重十重に二十重に

(こころあるかないか)

心あるかないか

(さがしつづけている)

探し続けている

(だれもみんなじぶんひとりだけで)

誰もみんな自分ひとりだけで

(みつけるのはむずかしい)

見つけるのは難しい

(こころあるかないか)

心あるかないか

(さがしつづけてたいな)

探し続けてたいな

(いきるためのかぎを)

生きるための鍵を

(みつけたいなきみときみと)

見つけたいな君と君と

(こころだいてだいて)

心抱いて抱いて

(ひなをかえすように)

ヒナを孵すように

(だれもみんなじぶんをあためることは)

誰もみんな自分をあためることは

(とてもむずかしい)

とても難しい

(こころあるかないか)

心あるかないか

(さがしつづけたいな)

探し続けたいな

(いきるためのかぎを)

生きるための鍵を

(みつけたいなきみときみと)

見つけたいな君と君と