ネガリズム 【莉犬くん】

(「だいたいそんなかんじ」って)

「だいたいそんな感じ」って

(うまらないがんぼうをするーして)

埋まらない願望をスルーして

(あしたのじぶんをのろうくせに)

明日の自分を呪うくせに

(あいまいににげこんだり)

曖昧に逃げ込んだり

(「それもいいか」ってのみこんだり)

「それもいいか」って飲み込んだり

(くちびるをかんでたもつばかり)

唇を噛んで保つばかり

(だんだんなんかうしなって)

だんだんなんか失って

(きづけなくてだれがわるいって)

気付けなくて誰が悪いって

(ありあまるぼくはしたへしたへ)

有り余る僕は下へ下へ

(あいそわらいをわらうたび)

愛想笑いを嗤うたび

(おぼえちゃって　ばっどそまって)

覚えちゃって バッド染まって

(ぼくからだれかがかおをだすの)

僕から誰かが顔を出すの

(かなうならべつのかたちに)

叶うなら別のカタチに

(ぐっばい　もうそうはねがりずむ)

グッバイ 妄想はネガリズム

(ぐっばい　いやなんだ)

グッバイ 嫌なんだ

(ぼくじゃないぼくをえらびたいぼくを)

僕じゃない僕を選びたい僕を

(はなさないで　もっといきすって　あいしてたしかめて)

離さないで もっと息吸って 愛して確かめて

(ぐっばい　どうしたってかわれない)

グッバイ どうしたって変われない

(ぐっばい　いきなくちゃ)

グッバイ 生きなくちゃ

(ぼくらしいぼくをうたいたいぼくを)

僕らしい僕を歌いたい僕を

(だきしめてね　ぎゅっとくるしくなるほどまじわろう)

抱きしめてね ギュッと苦しくなるほど交わろう

(ぜんぜんこれがいたみって　わからないほどずっといたくって)

全然これが痛みって 分からないほどずっと痛くって

(だれかもぼくとおそろいだよね？)

誰かも僕とお揃いだよね？

(みっともないとしかられて)

みっともないと叱られて

(ちゃんとしてって　もっとできるって)

ちゃんとしてって もっとできるって

(あびるほどぼくはとじていくの)

浴びるほど僕は閉じていくの

(だからどうとか　わからないけれど)

だからどうとか わからないけれど

(ぼくがうたえば　きみがわらえるんだ)

僕が歌えば 君が笑えるんだ

(それだけでいみがあるじゃない？)

それだけで意味があるじゃない？

(ぐっばい　もうそうはねがりずむ)

グッバイ 妄想はネガリズム

(ぐっばい　いやなんだ)

グッバイ 嫌なんだ

(ぼくをしりたいから　ぼくをおしえてよ)

僕を知りたいから 僕を教えてよ

(まざりながら　ぼくはひきあっていくんだね　とけるように)

混ざりながら 僕は引き合っていくんだね 溶けるように

(ぐっばい　どうしたってかわれない)

グッバイ どうしたって変われない

(ぐっばい　いきなくちゃ)

グッバイ 生きなくちゃ

(ぼくがぼくなのはきみがいるからだ)

僕が僕なのは君がいるからだ

(なくせないの　ずっとこのままでいたいからわらえるよ)

失くせないの ずっとこのままでいたいから笑えるよ

(ぐっばい　もうそうはねがりずむ)

グッバイ 妄想はネガリズム

(ぐっばい　いやなんだ)

グッバイ 嫌なんだ

(ぼくじゃないぼくをえらびたいぼくを)

僕じゃない僕を選びたい僕を

(はなさないで　もっといきすって　あいしてたしかめて)

離さないで もっと息吸って 愛して確かめて

(ぐっばい　どうしたってかわれない)

グッバイ どうしたって変われない

(ぐっばい　いきなくちゃ)

グッバイ 生きなくちゃ

(ぼくらしいぼくをうたいたいぼくを)

僕らしい僕を歌いたい僕を

(だきしめてね　ぎゅっとくるしくなるほどまじわろう)

抱きしめてね ギュッと苦しくなるほど交わろう