Small world

(いろいろとへたくそなぼくは)

いろいろと下手くそな僕は

(このみちしかあるいてこられなかった)

この道しか歩いてこられなかった

(できるだけころばないように)

出来るだけ転ばないように

(そしてきみにであえた)

そして君に出会えた

(まぶたとじてからねるまでの)

まぶた閉じてから寝るまでの

(わけられないひとりだけのせかいで)

分けられない一人だけの世界で

(かならずむきあうさびしさを)

必ず向き合う寂しさを

(きっときみももっている)

きっと君も持っている

(ひみつのためいきはゆうひにあずけて)

秘密のため息は　夕陽に預けて

(しずめてかくしていたこと)

沈めて隠していた事

(どうしてわかるのおなじだったから)

どうしてわかるの　同じだったから

(ちらばったねがいのかけらでてらされたよるも)

散らばった願いの欠片で照らされた夜も

(どこかへむかうぱれーどもだれかのうたうこえも)

どこかへ向かうパレードも　誰かの歌う声も

(ぼくらにはひとつもかんけいないもの)

僕らにはひとつも　関係ないもの

(いっしょにわらったらそのときだけはぜんぶ)

一緒に笑ったら　その時だけは全部

(ぼくらのもの)

僕らのもの

(すぐにことばまちがえそうで)

すぐに言葉間違えそうで

(きずつけたりおこらせたりしそうで)

傷付けたり怒らせたりしそうで

(きをつけるようにしていたら)

気をつけるようにしていたら

(ただしゃべれなくなっていた)

ただ喋れなくなっていた

(きみだけのおもいでのなかの)

君だけの思い出の中の

(きみのそばにはどうやったっていけないのに)

君の側にはどうやったって行けないのに

(なみだはそこからやってくる)

涙はそこからやってくる

(せめていまそばにいる)

せめて今　側にいる

(そうしたいとおもうのはそうしてもらったから)

そうしたいと思うのは　そうしてもらったから

(なにもしゃべらないのにさ)

何も喋らないのにさ

(まんまるのつきがきみのめにうつる)

まんまるの月が　君の目に映る

(かなわないままのゆめはどんなひかりよりきれいで)

叶わないままの夢はどんな光より綺麗で

(かわれないのにかわりたいままだからくるしくて)

変われないのに変わりたいままだから苦しくて

(ながれぼしひとつもきづけなくても)

流れ星ひとつも　気付けなくても

(きみをみつけてみつけてもらったぼくは)

君を見つけて　見つけてもらった僕は

(ぼくでよかった)

僕でよかった

(ちらばったねがいのかけらでてらされたよるも)

散らばった願いの欠片で照らされた夜も

(どこかへむかうぱれーどもだれかのうたうこえも)

どこかへ向かうパレードも　誰かの歌う声も

(ぼくらにはひとつもかんけいないもの)

僕らにはひとつも　関係ないもの

(いっしょにわらったらそのときだけはぜんぶ)

一緒に笑ったら　その時だけは全部

(だれにもきづけないくらいささやかなせかいのなかでも)

誰にも気付けないくらい　ささやかな世界の中でも

(ぼくらのものぼくらのもの)

僕らのもの　僕らのもの

(どうしてわかるのおなじだったから)

どうしてわかるの　同じだったから

(まんまるのつきがきみのめにうつるよるがさわぐ)

まんまるの月が　君の目に映る　夜が騒ぐ

(ぽっぷこーんころがっているくらいまっくすのぱれーど)

ポップコーン転がっている　クライマックスのパレード

(かんけいないせかいがぼくらをのみこむるららるらら)

関係ない世界が　僕らを飲み込む ルララ　ルララ