真夜中の動物園

(まよなかのまんなかに)

真夜中の真ん中に

(どうぶつえんではひとしれず)

動物園では人知れず

(あいたいあいてがあいにくる)

逢いたい相手が逢いに来る

(あえないあいてがあいにくる)

逢えない相手が逢いに来る

(まよなかのまんなかに)

真夜中の真ん中に

(どうぶつえんではひとしれず)

動物園では人知れず

(あいたいあいてがあいにくる)

逢いたい相手が逢いに来る

(あえないあいてがあいにくる)

逢えない相手が逢いに来る

(さくもかべもやみとおなじものになったまよなか)

柵も壁も闇と同じものになった真夜中

(いまではもうないそうげんのはるかかなたから)

今ではもう無い草原のはるか彼方から

(ほろびたむれがつらなってやってくる)

滅びた群れが連なってやって来る

(ｄａｄａ・・・・)

Dada・・・・

(あえないあいてがあいにくる)

逢えない相手が逢いに来る

(あえないあいてがあいにくる)

逢えない相手が逢いに来る

(まよなかのようすいに)

真夜中の羊水に

(どうぶつえんはういている)

動物園は浮いている

(あいたいあいてにあえるまで)

逢いたい相手に逢えるまで

(あえないあいてにあえるまで)

逢えない相手に逢えるまで

(ねむっているようにそとからみえるだろうまよなか)

眠っているように外から見えるだろう真夜中

(はるかなくにできえたわたりどりのまいごが)

はるかな国で消えた渡り鳥の迷子が

(ほしにつれられてちへいせんをとんでくる)

星に連れられて地平線を飛んで来る

(ｄａｄａ・・・・)

Dada・・・・

(あえないあいてにあえるまで)

逢えない相手に逢えるまで

(あえないあいてにあえるまで)

逢えない相手に逢えるまで

(ねむっているようにそとからみえるだろうまよなか)

眠っているように外から見えるだろう真夜中

(だれだいひとなんかよんだのはりゅうひょうにすわってる)

誰だいヒトなんか呼んだのは流氷に座ってる

(あれはしろくまのおやがわりだったひとさ)

あれはシロクマの親代わりだったヒトさ

(ｄａｄａ・・・・)

Dada・・・・

(あえないあいてがあいにくる)

逢えない相手が逢いに来る

(あえないあいてがあいにくる)

逢えない相手が逢いに来る

(さくもかべもやみとおなじものになったまよなか)

柵も壁も闇と同じものになった真夜中

(いまではもうないそうげんのはるかかなたから)

今ではもう無い草原のはるか彼方から

(ほろびたむれがつらなってやってくる)

滅びた群れが連なってやって来る

(だれだいひとなんかよんだのはりゅうひょうにすわってる)

誰だいヒトなんか呼んだのは流氷に座ってる

(あれはしろくまのおやがわりだったひとさ)

あれはシロクマの親代わりだったヒトさ

(ｄａｄａ・・・・)

Dada・・・・

(あえないあいてがあいにくる)

逢えない相手が逢いに来る

(あえないあいてがあいにくる)

逢えない相手が逢いに来る

(ｄａｄａ・・・・)

Dada・・・・

(ｄａｄａ・・・・)

Dada・・・・