ラストシーン／菅田将暉

(せかいじゅうのあかりをともしてさきみのなみだにてをのばすんだよ)

世界中の灯りを灯してさ君の涙に手を伸ばすんだよ

(よあけまぢかのすいせいみたいに)

夜明け間近の彗星みたいに

(ほららすとしーんはりんとしたあおだ)

ほらラストシーンは凛とした青だ

(いきをきらしてかぜをおいこして)

息を切らして風を追い越して

(ここまできたんだよ)

ここまで来たんだよ

(たたかうのさぼくらはつよくいきるため)

戦うのさ僕らは強く生きるため

(きみのなみだがおしえてくれたまよわないでしんじたひとすじのひかり)

君の涙が教えてくれた迷わないで信じた一筋の光

(のこしたいものはたったひとつだけ)

残したいものはたった一つだけ

(にたものどうしだねってわらうそんなけしきだ)

似たもの同士だねって笑うそんな景色だ

(あきらめないときめたそらのした)

諦めないと決めた空の下

(あぁきみのことがいとしくおもえたよ)

あぁ君のことが愛しく思えたよ

(かぜのむこうではながさいていた)

風邪の向こうで花が咲いていた

(ひとりじゃないんだと)

一人じゃないんだと

(まもりたいとねがったなりふりかまわず)

守りたいと願ったなり振り構わず

(きみのなみだをぼくにあずけて)

君の涙を僕に預けて

(だいじょうぶさちいさくうなずいてほしい)

大丈夫さ小さく頷いてほしい

(てにはいれたものもうしなったものも)

手に入れたものも失ったものも

(そのさきでかがやくものもいつかきっとさ)

その先で輝くものもいつかきっとさ

(２０２１ねんしるしをつけよう)

2021年しるしをつけよう

(きみがぼくとおんなじせかいでいきをしたそのあかしとして)

君が僕とおんなじ世界で息をしたその証として

(たたかうのさぼくらはつよくいきるため)

戦うのさ僕らは強く生きるため

(きみのなみだがおしえてくれた)

君の涙が教えてくれた

(まよわないでしんじたひとすじのちから)

迷わないで信じた一筋の力

(のこしたいものはたったひとつだけ)

残したいものはたった一つだけ

(にたものどうしだねってわらうそんなけしきだ)

似た者同士だねって笑うそんな景色だ

(よあけまじかにほしはかがやいた)

夜明けまじかに星は輝いた