ゼンマイ/tacica
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歌詞(問題文)
(びるのいせいで)
ビルの威勢で
(だいこうぶつのむねをやくような)
大好物の胸を焼く様な
(ゆうひものぞかなかったり)
夕日も覗かなかったり
(ひとがてにした)
他人が手にした
(はんとうめいのよろこびのまえで)
半透明の喜びの前で
(きゅうにたちどまったり)
急に立ち止まったり
(ぼくのこどうをしらせたいだけ)
僕の鼓動を報せたいだけ
(まちのいろをわすれないうちに)
街の色を忘れないうちに
(きずをかくしてせいこうなんだ)
傷を隠して成功なんだ
(きづかれたってしっぱいなんていわないのに)
気付かれたって失敗なんて云わないのに
(できそこないのぜんまい)
出来損ないのゼンマイ
(ちゅうにうくはずのないみらいはきらいになったの)
宙に浮く筈のない未来は嫌いになったの
(きみのこどうをしらせたいだけ)
キミの鼓動を報せたいだけ
(まちのにおいわすれないうちに)
街の匂い忘れないうちに
(せかいがいまぜんりょくではきだすは)
世界が今 全力で吐き出すは
(いきをきらしたきぼう)
息を切らした希望
(みぎのほおをうってわらった)
右の頬を打って笑った
(かぜはなんどだっていいの)
風は何度だって良いの
(よごしためのひーろーもつまずいた)
汚した眼のヒーローも躓いた
(こどくをしってしまった)
孤独を知ってしまった
(へやのすみでちゃんすをまって)
部屋の隅で好機を待って
(しびれていたあしをそっとつきだそうと)
痺れていた足をそっと突き出そうと
(あわせたてにたくらんでいたみらいの)
合わせた手に企んでいた未来の
(じぶんじゃないきょうも)
自分じゃない今日も
(よるがいつもどおりむごんで)
夜が何時も通り無言で
(はしるこうかしたのおんどを)
走る高架下の温度を
(このずるいままのかんどうでもじめんを)
この狡いままの感動でも地面を
(たたくこどうはつづいた)
叩く鼓動は続いた
(はれあがったまぶたじゃないと)
腫れ上がった瞼じゃないと
(みまちがえたのさぼくも)
見間違えたのさ 僕も
(きれいなめのひーろーがうなずいた)
綺麗な眼のヒーローが頷いた
(いのちをしってしまった)
命を知ってしまった
(おどれないせかいもまわして)
踊れない世界も回して
(またりゆうをみつけだすさ)
また理由を見つけ出すさ
(よあけまえに)
夜明け前に