Bloodlust Lullaby

(さかだつくろいなみみたされないかわき)

逆立つ黒い波　満たされない渇き

(むなしくくうをきるつめがあつくて)

虚しく空を切る　爪が熱くて

(ふれられないせつりこころをうばわれて)

触れられない摂理　精神を奪われて

(つみをかくすくさりもこわされたいまはもう)

罪を隠す鎖も壊された今は　もう

(ねむりにおちてなおさいなむゆめにばらのかおりただよった)

眠りに落ちて　なお　苛む夢に　薔薇の香り漂った

(こきゅうさえとだえてああきおくがとけてゆくきみはだれ)

呼吸さえ途絶えて　ああ　記憶が溶けてゆく　君は誰？

(うえたけものたちがならくのそこおよぐうずくきずぐちまたおさえられないしょうどう)

飢えた獣たちが奈落の底泳ぐ　疼く傷口　また抑えられない衝動

(ひきさいたじゅんけつをまくをおろすようにふぃなーれまう)

引き裂いた純潔を　幕を下ろすように終焉舞う

(ざわめくしろいやみつきあげるどうこく)

ざわめく白い闇　突き上げる慟哭

(れんごくへのとびらはとざされたついにああ)

煉獄への扉は閉ざされた終に　ああ

(あいのかたちはなぜいくせんのよるきぬのすはだだきしめた)

愛の形は何故　幾千の夜　絹の素肌抱きしめた

(しょうきなどうばってしまうわらいごえひびいておちてゆく)

正気など奪ってしまう　笑い声響いて　堕ちてゆく

(さけぶけものたちつきやぶられたおり)

叫ぶ獣たち　突き破られた檻

(そしておいつめてもうとめられないめいそう)

そして追い詰めて　もう止められない迷走

(はりさけるこのこどうわきたつあんこーるまくがあがる)

張り裂けるこの鼓動　沸き立つ礼奏　幕が上がる

(つなげたてんとせんさらなるりんかいへ)

繋げた点と線　さらなる臨界へ

(しずかにちをながすつたうゆびさき)

静かに血を流す　伝う指先

(かえられないしんぎこころをうしなった)

変えられない真偽　意識を失った

(つみのあかしばんせいおわらないばつを)

罪の証　万世　終わらない罰を

(ｃｏｍｉｎｇｔｏａｎｅｎｄｉｎｍｙｓｏｒｒｏｗ)

Coming to an end In my sorrow

(はてしないよるを)

果てしない夜を

(ｃｏｍｉｎｇｔｏａｎｅｎｄｂｌｏｏｄｙｈｏｌｌｏｗ)

Coming to an end Bloody hollow

(とめどないなみだ)

止めどない涙

(ｃｏｍｉｎｇｔｏａｎｅｎｄｗｉｔｈｙｏｕｒｓｈａｄｏｗ)

Coming to an end With your shadow

(はてしないやみを)

果てしない闇を

(ｃｏｍｉｎｇｔｏａｎｅｎｄｂｌｏｏｄｙｌａｓｔｓｈｏｗ)

Coming to an end Bloody last show

(あばかれたひげき)

暴かれた悲劇