カラクリズム／島爺

(まちじゅうどこにいたって)

街中どこにいたって

(だれかしらのめろでぃー＆びーと)

誰かしらのメロディー＆ビート

(いずれごっほみたいに)

いずれゴッホみたいに

(とおざかっておわりたい)

遠ざかって終わりたい

(まだこんなもんじゃないなじんせいながちょうば)

まだ　こんなもんじゃないな人生　長丁場

(かわりばんこにこうもふこうも)

変わりばんこに幸も不幸も

(なあどんなもんだじんせいきっとさいごにはああ)

なあ　どんなもんだ人生きっと　最後まで　嗚呼

(こんりんざいのしおりをはさんでく)

金輪際の栞を挟んでく

(からくりずむにのっかって)

カラクリズムに乗っかって

(そらなんもかんもいやんなって)

そら　なんもかんも嫌ンなって

(だっとのごとくきえてしまいたいや)

脱兎のごとく消えてしまいたいや

(あれもこれもまっしろにふかんぜんねんしょう)

あれもこれも真っ白に　不完全燃焼

(またへりくつをいっちゃって)

また屁理屈を言っちゃって

(みみなんかもうふさいじゃって)

耳なんかもう塞いじゃって

(こんなくるしみおまえいがいの)

こんな苦しみお前以外の

(だれもわかりはしないなんて)

誰もわかりはしないなんて

(きやすめにいうんだ)

気休めに言うんだ

(むがむちゅうここにいたって)

無我夢中　ここに至って

(はいてすてるほどめろでぃー＆びーと)

掃いて捨てるほどメロディー＆ビート

(さまようぼくはからっぽだ)

さまよう僕は空っぽだ

(それさえもかのうせいだ)

それさえも可能性だ

(ろくなもんじゃないなじんせい)

ろくなもんじゃないな人生

(どったんばったん)

土ッ壇場ッタン

(くらくないまぜまたいっきいちゆう)

苦楽ない混ぜ　また一喜一憂

(たいしたもんだじんせいきっとさいごにはああ)

大したもんだ人生　きっと最後には　嗚呼

(えいえんなんてあとがきにかくのさ)

永遠なんてあとがきに書くのさ

(からくりずむにのっかって)

カラクリズムに乗っかって

(そらなんかもうみあきたって)

空なんかもう見飽きたって

(どうかいかせてはぜてしまうまえに)

どうか行かせて　爆ぜてしまう前に

(かかげあげたまっしろはむじょうけんこうふく？)

掲げ上げた真っ白は　無条件降伏？

(かたくりずむがなんやっちゅうねん)

カタクリズムがなんやっちゅうねん

(やいのやいのかんけいねぇわ)

やいのやいの関係ねぇわ

(こんなくるしみくりかえせっていうのか)

こんな苦しみ繰り返せっていうのか

(じょうだんじゃないないて)

冗談じゃない　泣いて

(ひしゃげてわらってやる)

ひしゃげて笑ってやる

(なあどんなもんだじんせいきっとぼくたちは)

なあ　どんなもんだ人生きっと　僕たちは

(おもったよりとおいところまで)

思ったより遠いところまで

(くらすように)

暮らすように

(なにものであってもなくても)

何者であっても　なくても

(かまいやしないさ)

構いやしないさ

(からくりずむにのっかって)

カラクリズムに乗っかって

(そらなんもかんもいやんなって)

そら　なんもかんも嫌ンなって

(だっとのごとくにげてもがいていま)

脱兎のごとく逃げてもがいて今

(いちるさしたまっくらにきぼうてきかんそく)

一縷差した　真っ暗に　希望的観測

(またへりくつをいっちゃって)

また屁理屈を言っちゃって

(みみなんかもうふさいじゃって)

耳なんかもう塞いじゃって

(そんなくるしみおまえいがいの)

そんな苦しみお前以外の

(だれもわかりはしないなんて)

誰もわかりはしないなんて

(きやすめにいうんだよな)

気休めに言うんだよな

(しゅくふくよどうか)

祝福よどうか

(そこにありますように)

そこにありますように