ZIGGY　RAIN

(ゆきさきわからぬれっしゃのじょうきゃくにおれはなり)

行き先解らぬ列車の乗客に俺はなり

(じぶんばかりみつめてきたじぶんばかりにこいしてた)

自分ばかり見つめてきた　自分ばかりに恋してた

(おえばおうほどにゆめはにげてまるでおにごっこさ)

追えば追うほどに夢は逃げて　まるで鬼ごっこさ

(おにさんこちらてのなるほうへおれはすすめてるかい)

鬼さんこちら手の鳴る方へ　俺は進めてるかい？

(いいわけなんてするきもないおれのことばはかってなちどりあし)

言い訳なんてする気もない　俺の言葉は勝手な千鳥足

(ｒａｉｎふりつづけよｒａｉｎかわききってるおれをぬらしてくれ)

RAIN 降り続けよ RAIN 乾ききってる俺を濡らしてくれ

(ｃｒｙむせびなくよｃｒｙこなごなにしてやるくさったじしんなんて)

CRY むせび泣くよ CRY 紛々にしてやる腐った自信なんて

(ひくいれべるのあらそいにもおれはいこじになり)

低いレベルの争いにも俺は意固地になり

(せいろんばかりしゅちょうしてきたおもいやりもわすれてた)

正論ばかり主張してきた　思いやりも忘れてた

(たびはおわるからたびなのにこのたびはつづきそうさ)

旅は終るから旅なのに　この旅は続きそうさ

(ふるしんぶんのようになったらおねがいさすててくれ)

古新聞のようになったら　お願いさ　捨ててくれ

(おおぼらなんてふくきもないおれのことばはさいてはただちるだけさ)

大ボラなんて吹く気もない　俺の言葉は咲いてはただ散るだけさ

(ｒａｉｎふりつづけよｒａｉｎあまえきってるこころゆさぶってくれ)

RAIN 降り続けよ RAIN 甘えきってる魂（こころ）揺さぶってくれ

(ｃｒｙむせびなくよｃｒｙこなごなにしてやるおごったじぶんなんていらない)

CRY むせび泣くよ CRY 紛々にしてやる傲った自分なんて　いらない

(いっしんふらんにわきめもふらずになくしちゃいけないものだけのために)

一心不乱に脇目もふらずに失くしちゃいけないものだけの為に

(じゅうなんになれいしあたまよはめもはずせよたしょうは)

柔軟になれ石頭よ　羽目もはずせよ　多少は

(ｒａｉｎふりつづけよｒａｉｎかわききってるおれをぬらしてくれ)

RAIN 降り続けよ RAIN 乾ききってる俺を濡らしてくれ

(ｃｒｙむせびなくよｃｒｙほうむってやるくさったじしんなんて)

CRY むせび泣くよ CRY 葬ってやる腐った自信なんて

(ｒａｉｎふりつづけよｒａｉｎあまえきってるこころゆさぶってくれ)

RAIN 降り続けよ RAIN 甘えきってる魂揺さぶってくれ

(ｃｒｙむせびなくよｃｒｙこなごなにしてやるおごったじぶんなんていらない)

CRY むせび泣くよ CRY 粉々にしてやる傲った自分なんて　いらない