花は買わない

(いとはきれないいきもきれないや)

糸は切れない　息も切れないや

(どうしてどうして)

どうして　どうして

(はなはさかないしおれたくないや)

花は咲かない　萎れたくないや

(あいしてあいして)

愛して　愛して

(はなはかわないなきむしでいいや)

花は買わない　泣き虫でいいや

(どうして)

どうして

(あなたもだめにするから)

あなたもダメにするから

(ともにおちるとこまでおちていこう)

共に落ちるとこまで落ちていこう

(こころがよいつづければ)

心が酔い続ければ

(そのせかいではだいじょうぶ)

その世界では大丈夫

(あさまでははるまでは)

朝までは　春までは

(いきていられるきがする)

生きていられる気がする

(はなはさかないしおれたくないや)

花は咲かない　萎れたくないや

(あいしてあいして)

愛して　愛して

(はなはかわないなきむしでいいや)

花は買わない　泣き虫でいいや

(どうして)

どうして

(あなたもだめにするから)

あなたもダメにするから

(ともにおちるとこまでおちていこう)

共に落ちるとこまで落ちていこう

(こころがよいつづければ)

心が酔い続ければ

(そのせかいではだいじょうぶ)

その世界では大丈夫

(あさまでははるまでは)

朝までは　春までは

(このままでこのままで)

このままで　このままで

(いきていられるきがする)

生きていられる気がする

(むすべたはずのまねごと)

結べたはずの真似事

(となりあわせたぬるいかなしみ)

隣り合わせたぬるい悲しみ

(ころしたうちのひめごと)

殺した内の秘め事

(このせかいではだいじょうぶじゃない)

この世界では大丈夫じゃない

(このままじゃこのままじゃ)

このままじゃ　このままじゃ

(うしないそうになるから)

失いそうになるから

(あなたをだめにしたいの)

あなたをダメにしたいの

(ともにおちるとこまでおちていこう)

共に落ちるとこまで落ちていこう

(よわせてくらいところで)

酔わせて　暗いところで

(ぬぎすてたふくのことなんかきにせずに)

脱ぎ捨てた服のことなんか気にせずに

(さくはなをそだてるの)

咲く花を　育てるの

(あいされたいからねさあ)

愛されたいからね　さあ