シェルタ

(うずまいてないていきをしてうたっている)

渦巻いて 鳴いて 息をして 歌っている

(あってないそまってないひからびたぽーず)

合ってない 染まってない 干涸びたポーズ

(にゅーとらるきどってもこころはかたむいて)

ニュートラル気取っても心は傾いて

(あえてかいきづいてないみからでたごうう)

敢えてかい 気づいてない 身から出た豪雨

(みちてはまびいてをくりかえすじょうどう)

満ちては間引いてを繰り返す情動

(さいずのあわないくつをはきつぶして)

サイズの合わない靴を履き潰して

(ずきずきいたむきずもぶれいくあうと)

ズキズキ痛む傷もブレイクアウト

(うずまいてたっていいじゃない)

渦巻いてたっていいじゃない

(わたしはわたしでいきをして)

私は私で息をして

(てあたりしだいなんてもんだいがい)

手当たり次第なんて問題外

(さまよってたっていいじゃない)

彷徨ってたっていいじゃない

(つないでつないですいこうしてきょうも)

繋いで繋いで推敲して今日も

(まよえばいい)

迷えばいい

(かくしてもかくしてもみえすいたろーぷ)

隠しても 隠しても 見え透いたロープ

(しばってもしばってもほどけてしまうようで)

縛っても 縛っても 解けてしまうようで

(こぼすほどたまってくさかさまのじょーく)

零すほど溜まってく逆様のジョーク

(きたいちがばぐったらはじまるだいじゅうたい)

期待値がバグったら始まる大渋滞

(たいだのうらがわいきひそめうずいて)

怠惰の裏側 息潜め疼いて

(じりじりせまりくるきゅうてんかい)

ジリジリ迫り来る急展開

(どうかせんはついになって)

導火線は対になって

(あたりまえにえんどをもやして)

当たり前にエンドを燃やして

(なんどきってもきってもきっても)

何度切っても 切っても 切っても

(きってもきってもきってもたえないあいをしりながら)

切っても 切っても 切っても絶えない愛を知りながら

(めをふさいだ)

目を塞いだ

(さいごのさいごにありついたせかいで)

最期の最期に有り付いた世界で

(ただただきしむさいぼうぶらっくあうと)

ただただ軋む細胞 ブラックアウト

(うずまいてたっていいじゃない)

渦巻いてたっていいじゃない

(わたしはわたしでいきをして)

私は私で息をして

(からにくるまるせんたくしもあって)

殻に包まる選択肢も有って

(わりきっていいじゃない)

割り切っていいじゃない

(さぐってぬらしたかんけいせい)

探って濡らした関係性

(さらばいびつないっぱんろん)

さらば歪な一般論