ボカロメドレー

(ぜんぜんつかめないきみのことぜんぜんしらないうちに)

全然つかめないきみのこと　全然知らないうちに

(こころうばわれるなんてことあるはずないでしょ)

ココロ奪われるなんてこと　あるはずないでしょ

(だれのためにいきているのでしょうかじぶんといえないままで)

誰ノ為ニ生きているのでしょうか　ジブンと言えないままで

(もうなにもかもいやになるまえにほんとのあいをください)

もう何もかも嫌になる前に　ホントノ愛ヲクダサイ

(みしらぬかおさがすささやくあのこえが)

見知らぬ顔探す　囁くあの声が

(にぎりしめたやいばつきたてすべてをうばえと)

握り締めた刃衝きたて　すべてを奪えと

(みなしごつどうしろえみかめんにえがいて)

孤児集う城　笑み仮面に描いて

(いつわりのいつくしみさえはねでつつむせらふ)

偽りの慈しみさえ　羽で包む熾天使

(あなたといられるそれだけででんしのこころ、ふるえるの)

アナタといられるそれだけで　電子のココロ、震えるの

(まるでりょうしのかぜみたいにわたしのこころ、ゆさぶるの)

まるで量子の風みたいに　ワタシのココロ、ゆさぶるの

(せんぼんざくらよるにまぎれきみのこえもとどかないよ)

千本桜　夜ニ紛レ　君ノ声モ届カナイヨ

(ここはうたげはがねのおりそのだんとうだいでみおろして)

此処は宴　鋼の檻　その断頭台で見下ろして

(さんぜんせかいとこよのやみなげくうたもきこえないよ)

三千世界　常世之闇　嘆ク唄モ聞コエナイヨ

(せいらんのそらはるかかなたそのこうせんじゅうでうちぬいて)

青藍の空　遥か彼方　その光線銃で打ち抜いて

(もーらぶらぶになっちゃってーおうかくまくつっぱっちゃってー)

もーラブラブになっちゃってー　横隔膜突っ張っちゃってー

(きょうれつなあじにぶっとんでーとうしんだいのうらおもて)

強烈な味にぶっ飛んでー　等身大の裏・表

(きょうはくてきにしばっちゃってーもうまくのうえにはっちゃってー)

脅迫的に縛っちゃってー　網膜の上に貼っちゃってー

(もーらぶらぶでいっちゃってよあいたいないないない)

もーラブラブでいっちゃってよ！　会いたいないない、無い！

(かくゆうごうろにさとびこんでみたいとおもう)

核融合炉にさ　飛び込んでみたい　と思う

(まっさおなひかりつつまれてきれい)

真っ青な　光　包まれて奇麗

(かくゆうごうろにさとびこんでみたらそしたら)

核融合炉にさ　飛び込んでみたら　そしたら

(すべてがゆるされるようなきがして)

すべてが許されるようなきがして

(こいのかたきのしるえっとかさなるよるまであとなんじかん)

恋の敵のシルエット　重なる夜まであと何時間

(どろぼうねこはどっちなのへっどほんははずさないほうがいいんじゃないの)

泥棒猫はどっちなの？　ヘッドホンは外さない方がいいんじゃないの？

(ほんとうだっていいとおもえないのあたしはまだよわいむし)

本当だって良いと思えないの　アタシはまだ弱い虫

(こんとらくとかいぎあたしはまたきみのなかにおちていくの)

コントラクト会議　アタシはまた　キミの中に堕ちていくの

(まぁいいかしょうがないなこのままきえてしまいたいな)

まぁいいか　しょうがないな　このまま消えてしまいたいな

(わたしのなかできみとどうかきれいなままでねむらせるんだ)

私の中で君と同化　綺麗なままで眠らせるんだ

(きみはおうじょぼくはめしつかいうんめいわかつあわれなふたご)

君は王女僕は召使　運命分かつ哀れな双子

(きみをまもるそのためならばぼくはあくにだってなってやる)

君を守るその為ならば　僕は悪にだってなってやる

(ひとがつむぎあげたかけらたちをまどのそとからながめつづけた)

人が紡ぎ上げた欠片達を　窓の外から眺め続けた

(どあをつくることもできなかったそれはおさないぼくのぷらいど)

ドアを作ることも出来なかった　それは幼い僕のプライド

(きみをうちぬいたそのだんがんはやがてつちにおちるだろう)

君を打ち抜いたその弾丸は　やがて土に堕ちるだろう

(どこにとんでいくかもわからないかなしいだれかのさけびごえ)

どこに飛んでいくかも分からない　哀しい誰かの叫び声

(きみよいっそいっそいなくなれかわらないこのままなら)

君よいっそいっそ居なくなれ　変わらないこのままなら

(たぶんきっときっとなんてことないすこしかるくなるだけ)

たぶんきっときっとなんてことない　少し軽くなるだけ

(そうさかみのまにまにおおせのままにだれだってちきゅうをあいしてる)

そうさ神のまにまに　仰せのままに　誰だって地球を愛してる

(のめやうたえやどんちゃんさわぎたまにゃそんなのもいいね)

飲めや歌えや　どんちゃん騒ぎ　たまにゃそんなのもいいね

(きみがわらってくれるのならぼくはきえてしまってもかまわないから)

君が笑ってくれるのなら僕は　消えてしまっても構わないから

(きみがなみだのうみにみをなげてもにぎりしめたてはなさないから)

君が涙の海に身を投げても　握りしめた手離さないから

(あいしてたそうつたえたのはつりあげるためのえさですか)

愛してたそう伝えたのは　吊り上げるためのエサですか

(おもちゃばこのなかつめられてあきたらすてられるんですか)

玩具箱の中詰められて　飽きたら捨てられるんですか

(つめたいへやをゆれうごくかんじょうするどくえぐるぬれたほこさき)

冷たい部屋を揺れ動く感情　鋭く抉る濡れた矛先

(はなびのようにもえあがるしゅんかんたがいをこがしやけあとをなめあう)

花火の様に燃え上がる瞬間　互いを焦がし焼け跡を舐めあう

(じぶんだけどこかとりのこされたおとのないせかいつくられたせかい)

自分だけどこか取り残された　音の無い世界造られた世界

(いたんだかじつをすてるだけならふたりもいらないひとりでできるから)

傷んだ果実を捨てるだけなら　2人もいらない1人で出来るから

(はっぴーしんせさいざきみのむねのおくまでとどくようなめろでぃかなでるよ)

ハッピーシンセサイザ君の胸の奥まで　届くようなメロディ奏でるよ

(つまらないたてまえややなことぜんぶけしてあげるからこのおとで)

つまらない「たてまえ」やヤな事全部　消してあげるからこの音で

(はてしないみちのどこかにおちてるかなさがしもの)

果てしない道のどこかに　落ちてるかな探しモノ

(あすになればきっとみつかるからいま、めをさまして)

明日になればきっと見つかるから　今、目を覚まして

(しんじたものはつごうのいいもうそうをくりかえしうつしだすかがみ)

「信じたものは都合のいい妄想を繰り返し映し出す鏡

(うたひめをやめたたきつけるようにさけぶ)

歌姫をやめ叩き付けるように叫ぶ・・・」

(さいこうそくのわかれのうた)

＜最高速の別れの歌＞

(れきしをとめるうたをうたうよぼくのぼくのこのひだりのてくびから)

歴史を止める唄を唄うよ　僕の僕のこの左の手首から

(あかいあかいうたをうたうよこころのなみだがしずくになっておちていくのはこのほし)

赤い赤い唄を唄うよ　心の涙が雫になって　落ちていくのはこの星

(もっとすがってよしってしまうからぼくのうたをわらわないで)

もっとすがってよ知ってしまうから　僕の歌を笑わないで

(かいちゅうれっしゃにとおのいたなみだなんてなんて)

海中列車に遠のいた　涙なんて　なんて

(とりさってしまってよいってしまうならきみはここにもどらないで)

取り去ってしまってよ行ってしまうなら　君はここに戻らないで

(くうちゅうさんぽとしびょうしぼくはぼくはぼくは)

空中散歩と四拍子　僕は僕は僕は

(はんけいはちじゅうごせんちがこのてのとどくきょり)

半径８５センチが　この手の届く距離

(いまからふりまわしますのではなれていてください)

今から振り回しますので　離れていてください

(めるととけてしまいそうすきだなんてぜったいにいえない)

メルト　溶けてしまいそう　好きだなんて絶対に言えない

(だけどめるとめもあわせられないこいにこいなんてしないわわたし)

だけどメルト　目も合わせられない　恋に恋なんてしないわ　わたし

(だってきみのことが)

だって君のことが

(すきなの)

好きなの