ありがちな恋愛

(おなじほうこうにならんだだんちのまどに)

同じ方向に並んだ団地の窓に

(いくつしあわせがそんざいするかかぞえて)

いくつ　しあわせが存在するか数えて

(かぜにゆれているせんたくもののいろみで)

風に揺れている洗濯物の色味で

(どんなかぞくなのかわかるきがしてしまうよ)

どんな家族なのかわかる気がしてしまうよ

(ぼくがまもりたいもの)

僕が守りたいもの

(そこにあるのかみらい)

そこにあるのか(未来)

(とおりかかったみちばたで)

通りかかった道端で

(かんがえた)

考えた

(ありがちな)

ありがちな

(れんあいのそのけつまつはどれもおなじで)

恋愛のその結末はどれも同じで

(そうしらぬまにふたりべつのみちをいく)

そう知らぬ間に二人　別の道を行く

(あいよりもたいせつなゆめをみつけたのなら)

愛よりも大切な夢を見つけたのなら

(げんじつはいつだってたいくつなものだ)

現実はいつだって退屈なものだ

(そらにいきをはくいっぽんのえんとつのしたで)

空に息を吐く一本の煙突の下で

(いったいなにをもやしてるのだろうとおもう)

一体　何を燃やしてるのだろうと思う

(そこにあるもののいみをかんがえたくなる)

そこにあるものの意味を考えたくなる

(こんなりくつっぽくなったきっかけはなんだ？)

こんな理屈っぽくなったきっかけは何だ？

(あのひひとりになって)

あの日　一人になって

(さがしはじめたりゆう)

探し始めた(理由)

(もしうしなってしまったら)

もし失ってしまったら

(こまるもの)

困るもの

(ありがちな)

ありがちな

(さよならはそれでよかったといいきかせて)

サヨナラはそれでよかったと言い聞かせて

(なんかいももしもばかりふりかえるだけさ)

何回ももしもばかり振り返るだけさ

(ほんとうはなっとくできてないってことだろう)

本当は納得できてないってことだろう

(こうかいはいつだっていじとのつなひき)

後悔はいつだって意地との綱引き

(きみはどうなんだろう？)

君はどうなんだろう？

(のぞみどおりか？いまは)

望み通りか？(今は)

(てにいれたゆめのくらしは)

手に入れた夢の暮らしは

(しあわせか？)

しあわせか？

(ありがちな)

ありがちな

(ありがちな)

ありがちな

(れんあいのそのけつまつはどれもおなじで)

恋愛のその結末はどれも同じで

(そうしらぬまにふたりべつのみちをいく)

そう知らぬ間に二人　別の道を行く

(あいよりもたいせつなゆめをみつけたのなら)

愛よりも大切な夢を見つけたのなら

(げんじつはいつだってたいくつなものだ)

現実はいつだって退屈なものだ