慶びの種

(よるがくるとふあんになってさ)

夜が来ると不安になってさ

(あさがくるとわすれちゃって)

朝が来ると忘れちゃって

(しょせんぼくのなやみなんかは)

所詮僕の悩みなんかは

(ひのひかりでたすかるんだもん)

日の光で助かるんだもん

(あんがいいつもこたえってやつは)

案外いつも答えってやつは

(いつもちかくにかくれててさ)

いつも近くに隠れててさ

(こわいならさけべばいい)

怖いなら叫べばいい

(なにもおそれることはないよ)

何も恐れることはないよ

(しんじれないならしんじなきゃいい)

信じれないなら信じなきゃいい

(そらがはれるのをまてばいい)

空が晴れるのを待てばいい

(いつかきっとわかるんだろう)

いつかきっと分かるんだろう

(いろんなことをきづいちゃうんだろう)

いろんなことを気づいちゃうんだろう

(あんがいいつもしあわせはさ)

案外いつも幸せはさ

(ずっとちかくにあるのにさ)

ずっと近くにあるのにさ

(ながれるあせはいつか)

流れる汗はいつか

(こぼれるなみだはいつか)

こぼれる涙はいつか

(あふれるえがおはいつか)

あふれる笑顔はいつか

(だいじなだいじなものになるよ)

大事な大事なものになるよ

(だいじなだいじなものになるよ)

大事な大事なものになるよ

(ささえてはささえられて)

支えては支えられて

(きずつけきずつけられて)

傷つけ傷つけられて

(わすれてはわすれられて)

忘れては忘れられて

(おもってはおもわれてさ)

思っては思われてさ

(ほんとにばかばかしいね)

ほんとに馬鹿馬鹿しいね

(でもうれしくおもうよ)

でも嬉しく思うよ

(まだまだすてたもんじゃないってね)

まだまだ捨てたもんじゃないってね

(あいしてはあいされてさ)

愛しては愛されてさ

(もとめてはもとまれてさ)

求めては求まれてさ

(うとんではうとまれてさ)

疎んでは疎まれてさ

(わかれずわかられずに)

分かれず分かられずに

(こいをしてはぐくまれては)

恋をして育まれては

(いきてるよろこびとなり)

生きてる慶びとなり

(しんじてしんじられたら)

信じて信じられたら

(いきゆくよろこびとなる)

生きゆく慶びとなる

(いくつものよろこびのたねが)

いくつもの慶びの種が

(はなをさかせそらをはらすの)

花を咲かせ空を晴らすの