いえない/RADWIMPS

(いえないいえないよ)

言えない　言えないよ

(いまきみがしんでしまってもかまわないとおもっていることを)

今君が死んでしまっても　構わないと思っていることを

(いえないいえないよ)

言えない　言えないよ

(そうすればえいえんにきみはぼくをつかまえていられることを)

そうすれば永遠に君は　僕を捕まえていられることを

(いえないよ)

言えないよ

(いえないいえないよ)

言えない　言えないよ

(ぼくがきみをおもいつづけるためにはそれがいちばんだなんて)

僕が君を憶い続けるためには　それが一番だなんて

(いえないいえないよ)

言えない　言えないよ

(へいきで「いいよ」とこたえそうなそのくちもとになんかいえやしないよ)

平気で「いいよ」と答えそうなその口元になんか言えやしないよ

(ずるいかなそうかなうらはらがせかいをおおっている)

ずるいかな　そうかな　裏腹が世界を覆っている

(あぁきみのいないせかいでぼくははじめてきみがのぞんだぼくになる)

あぁ　君のいない世界で僕は　はじめて君が望んだ僕になる

(あぁうそがきらいなきみにぴったりのすばらしいせかいができたよ)

あぁ　嘘が嫌いな君に　ぴったりの素晴らしい世界ができたよ

(いえないいえないよ)

言えない　言えないよ

(きみにいわせればよわさでもぼくにとっちゃりっぱなあいのしくみ)

君に言わせれば弱さでも　僕にとっちゃ立派な愛の仕組み

(いえないいえないよ)

言えない　言えないよ

(じょうねつがさめるそのおとをこのみみできくくらいならばいっそ)

情熱が冷めるその音を　この耳で聞くくらいならばいっそ

(このままいくとすこしまえからうすうすなんとなくきづいてはいたけど)

このままいくと少し前から　うすうすなんとなく気付いてはいたけど

(でもそのかおがどんなうごきをするかこわくてもうとても)

でも　その顔がどんな動きをするか怖くてもう　とても

(いえないいえないよ)

言えない　言えないよ

(どちらにせよまちがいなくぼくはいつかきみをこわしてしまうこと)

どちらにせよ　間違いなく　僕はいつか君を壊してしまうこと

(だれもふみこめないぶあついるーるでふたりをかこうの)

誰も　踏み込めない　分厚いルールで　二人を囲うの

(あぁきみがないたりわらうだけでこわれるようなしそう)

あぁ　君が泣いたり　笑うだけで　壊れるような思想

(もうふきだしそう)

もう吹き出しそう

(わからないやつはほっとけふたりだけのどういでふたりのあいはまわる)

分からないやつはほっとけ　二人だけの同意で　二人の愛は回る

(いつだってあいはひっしさあまくなんてないのさあまいのはあいがみせる)

いつだって愛は必死さ　甘くなんてないのさ　甘いのは愛が見せる

(ゆめのほうさ)

夢のほうさ

(いえないいえないよ)

言えない　言えないよ

(いまきみがしんでしまってもかまわないとおもっているのは)

今君が死んでしまっても　構わないと思っているのは

(いえないいえないよ)

言えない　言えないよ

(ほんとはちいさなそのむねのなかにぼくがいつまでもいきてたいと)

ほんとは小さなその胸の　中に僕がいつまでも生きてたいと

(ねがうからで)

願うからで

(みえないみえないよ)

見えない　見えないよ

(きえないきえないよ)

消えない　消えないよ

(あぁきみのいないせかいでぼくははじめてもうまいごではなくなる)

あぁ　君のいない世界で僕は　はじめてもう迷子ではなくなる

(あぁうそがきらいなきみはがっかりのせかいはきょうでおわるよ)

あぁ　嘘が嫌いな君は　がっかりの世界は今日で終わるよ

(「あぁきみがいない」ってせかいはがっかりそんなことはしらない)

「あぁ　君がいない」って世界はがっかり　そんなことは知らない

(「おやすみなさい」)

「おやすみなさい」