一途／King Gnu

(さいごにもういちど)

最期にもう一度

(つよくだきしめて)

強く抱きしめて

(そのあとはもう)

その後はもう

(なにもいらないよ)

何も要らないよ

(ぼくのみらいも)

僕の未来も

(かこもなにもかも)

過去も何もかも

(あなたでみちれば)

あなたで満ちれば

(こうかいはないよ)

後悔は無いよ

(いきてるあかしきざむの)

生きてる証刻むの

(かじかむこころふるわして)

悴む心震わして

(てんびんなんてひつようないの)

天秤なんて必要ないの

(むじゅんにのうをまどわして)

矛盾に脳を惑わして

(せいぎとあくなど)

正義と悪など

(ゆらいでしまうほど)

揺らいでしまう程

(いきいそいでいた)

生き急いでいた

(えんどろーるは)

エンドロールは

(きっとかみさまの)

きっと神様の

(みがってないたずら)

身勝手な悪戯

(よごれやくだろうと)

汚れ役だろうと

(いとわないよ)

厭わないよ

(むじゅんだらけ)

矛盾だらけ

(おたがいさまね)

お互い様ね

(ふこうばなしのせいくらべ)

不幸話の背比べ

(くびのかわいちまい)

首の皮一枚

(せとぎわに)

瀬戸際に

(あがいてちゃ)

足掻いてちゃ

(しらじらしいね)

白々しいね

(ひとひらのおもいよ)

ひとひらの想いよ

(とどけとどけとちをめぐらせて)

届け届けと血を巡らせて

(いちずにみつめます)

一途に見つめます

(わけなんてひつようはないの)

理由なんて必要は無いの

(なみだのわけもしらずに)

涙の理由も知らずに

(あいがからだをくいちぎった)

愛が体を喰いちぎった

(ただしさをふりかざさないで)

正しさを振りかざさないで

(じじつがわけをくいちぎった)

事実が理由を喰いちぎった

(こどうがやまぬように)

鼓動が止まぬように

(けんそうにたきぎをくべんだ)

喧騒に薪を焚べんだ

(とばりをはることすら)

帳を張る事すら

(ぶすいなきがしてんだ)

無粋な気がしてんだ

(さあらいせにきたいね)

さあ来世に期待ね

(ひかれひらめけもうすぴーどで)

光れ閃け猛スピードで

(いちずにむかいます)

一途に向かいます

(よりょくをのこすきはないの)

余力を残す気は無いの

(とどけとどけとちをめぐらせて)

届け届けと血を巡らせて

(いちずにあいします)

一途に愛します

(とわなんてひつようはないの)

永遠なんて必要は無いの

(さいごにもういちど)

最期にもう一度

(つよくだきしめて)

強く抱きしめて

(そのあとはもう)

その後はもう

(なにもいらないよ)

何も要らないよ

(みえないみらいも)

見えない未来も

(けせぬかこさえも)

消せぬ過去さえも

(あなたでみちれば)

あなたで満ちれば

(こうかいはないよ)

後悔はないよ

(さいごにもういちど)

最期にもう一度

(ちからをかして)

力を貸して

(そのあとはもう)

その後はもう

(なにもいらないよ)

何も要らないよ

(ぼくのみらいもこころもからだも)

僕の未来も心も体も

(あなたにあげるよ)

あなたにあげるよ

(ぜんぶぜんぶ)

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