虹

(あるいてたみちはすでにみえなくて、あなたとのひびもともにすぎさってく)

歩いてた道はすでに見えなくて、あなたとの日々も共に過ぎ去ってく

(さまざまなかくどからみおろしてもね、そこにあったのはあしあとだけさ)

様々な角度から見下ろしてもね、そこにあったのは足跡だけさ

(ふときづいた「いまをいきる」ということ。かわるきせつどきのあめがふって)

ふと気づいた「今を生きる」ということ。変わる季節時の雨が降って

(あのなつのひびのゆうわく、ありふれたあなたとのひび)

あの夏の日々の誘惑、ありふれたあなたとの日々

(いつもよりかわいいくみえた、すなはまでふたりはしゃいだ)

いつもより可愛いく見えた、砂浜で二人はしゃいだ

(あそびつかれはてたあとでも、なかよくてをつないでいたね)

遊び疲れ果てた後でも、仲良く手をつないでいたね

(あのころのふたりいまでも、いろあせずこころにのこる)

あの頃の二人今でも、色褪せず心に残る

(ないてすごしてたひびはすぎさって、あらたなあしあとぼくはのこしていく)

泣いて過ごしてた日々は過ぎ去って、新たな足跡僕は残して行く

(きがつけばあめもはれわたっていた、みあげればあるよそこにはにじが)

気が付けば雨も晴れ渡っていた、見上げればあるよそこには虹が

(あのふゆのひびのわくわく、ありふれたあなたとのひび)

あの冬の日々のワクワク、ありふれたあなたとの日々

(ゆきまつりでふたりいっしょに、ほわいとかれーをたべたよね)

雪まつりで二人一緒に、ホワイトカレーを食べたよね

(あなたがねるときはいつでも、うでまくらしてあげたよね)

あなたが寝るときはいつでも、腕枕してあげたよね

(きがつけばゆめをみていたようなひびをすごしていたね)

気が付けば夢を見ていたような日々を過ごしていたね

(わすれたい、わすれられない)

忘れたい、忘れられない

(かえれない、かえれないから)

帰れない、変えれないから

(もどれない、もどれないから)

戻れない、戻れないから

(にどとない、あなたとのひび)

二度とない、あなたとの日々

(いま！)

今！

(いまかがやきはじめたそら、にじがそらをかけぬけていく)

今輝き始めた空、虹が空を駆け抜けていく

(ぼくもいまはしりはじめた、うしろをふりむきはしないよ)

僕も今走り始めた、後ろを振り向きはしないよ

(あなたとのおもいでのあと、いまからおもいでつくるから)

あなたとの思いでの後、今から思い出作るから

(にどとないじんせいだから、ないてたらはじまらないよ)

二度とない人生だから、泣いてたら始まらないよ

(あのかがやくりゅうせいさえ、ぼくのみらいはわからないよ)

あの輝く流星さえ、僕の未来はわからないよ

(かぎりあるうんめいだから、こうかいはしたくないから)

限りある運命だから、後悔はしたくないから

(ずっとさきのあすをしんじて、ぼくはいままいあがってく)

ずっと先の明日を信じて、僕は今舞い上がってく

(かがやくそらをみあげたら、きっとそこにはにじがあるから)

輝く空を見上げたら、きっとそこには虹があるから