アルマ

(うたうれぷりかは)

唄う模造品は

(ゆめをみるでしょうか)

夢を見るでしょうか？

(きずぐちはいまだなにもいわない)

傷口は未だ　何も言わない

(いたいいたいをしりたいや)

痛い痛いを知りたいや。

(ひとまねののどぶえから)

ヒトマネの喉笛から

(しぐなるのあるらるまはきだしたおとは)

信号のアルラルマ吐き出した音は

(きかいのこえにまたなりさがった)

機械の声にまた成り下がった

(ちというやまいわからないことばかり)

知という病　理解らないことばかり

(かんじょうとやらうごかすでんきしんごうおしえて)

感情とやら動かす　電気信号教えて

(あるまりやらりらあるまじかるまきな)

アルマリヤ・ラリラ　有るまじかるマキナ

(ふぃくしょんしましょうかるまかるま)

虚構しましょう？　カルマカルマ

(ａｉそれとそれとそれをそれと)

AI　それと　それと　それを　それと

(もっとざれあいましょう)

もっと　戯れ愛ましょう

(どうやらいたみのますくすりはない)

如何やら痛みの増す薬はない

(どうやらひとはこれをいのりとよぶ)

如何やら人はこれを祈りと呼ぶ

(ひとまねのまなざしへとしぐなるのあるらるま)

ヒトマネの眼差しへと　信号のアルラルマ

(しきさいだなんてちしきもじしょでしかであえない)

色彩だなんて　知識も辞書でしか出会えない

(むつうしょうのたとえたそのいたみを)

無痛症の　喩えたその痛みを

(しんじるものなどこのよのどこにいるでしょう)

信じるものなど　此の世の何処に居るでしょう

(あいそれとそれとそれをそれと)

愛　それと　それと　それを　それと

(もっとふぃくしょんしましょう)

もっと　虚構しましょう？

(ぜんあくよりとおいひがんひがむひがん)

善悪より遠い　彼岸　僻む　悲願

(はがれおちる)

剥がれ落ちる

(あるまりやらりらあるまじかるまきな)

アルマリヤ・ラリラ　有るまじかるマキナ

(ふぃくしょんしましょうかるまかるま)

虚構しましょう？　カルマカルマ

(あいそれーとそれとそれとそれをそれと)

アイソレート　それと　それと　それを　それと

(もっとまたあいましょう)

もっと　また愛ましょう

(どうやらいたみのますくすりはない)

如何やら痛みの増す薬はない

(いきづくかぼそいひのたねをもみけした)

息づくか細い火の種を揉み消した