呂布カルマ「格言か苦言」

(くうふくきゅうくつくっするうつすぐすむすりきれたぶるーす)

空腹 窮屈 屈する 鬱 すぐ済む 擦り切れたブルース

(ぎゅうぎゅうのうっぷんはくぶつくさらっぷ)

ぎゅうぎゅうの鬱憤吐く ぶつくさラップ

(だせえやきなおしのるーぷがぶーむ)

だせえ焼き直しのループがブーム

(おれはふるむーんでくるううるふめーん)

俺はフルムーンで狂うウルフメーン

(めにはいるもんでふむくせすぐくつずれ)

目に入るもんで踏む癖 すぐ靴擦れ

(つくすぺんつくるれじぇんどにらみつけるてっぺん)

尽くすペン 作るレジェンド 睨みつける天辺

(せんげんどおりてんめいとせめんとですまっち)

宣言通り天命とセメントデスマッチ

(けつかっちんだもんではなからほんきで)

ケツカッチンだもんで端から本気で

(まよわずしゅはんかくですともうしでるやつらなんとほうじてる？)

迷わず主犯格ですと申し出る 奴ら何と報じてる？

(りょふかるまがほーりーねーむおおきめのこえでらっぷすげえほんきで)

呂布カルマがホーリー・ネーム 大きめの声でラップ すげえ本気で

(おれのことちゃんとしらねえやつが)

俺のことちゃんと知らねえやつが

(どこでなにいってようとかんけいねえのとおなじしょうかいしてくれ)

どこで何言ってようと関係ねえのと同じ 紹介してくれ

(ぎょうかいじんずらしてるあいつもいっかいおれのまえでおなじこといえるか？)

業界人面してるあいつも 一回俺の前で同じこと言えるか？

(こそこそしてんなじれんまかんじてんだ)

こそこそしてんな ジレンマ感じてんだ

(じゃっじめんとだえんたーていなーええかげんなえがけんなぺんがけんだ)

ジャッジメントだエンターテイナー ええかげんな絵描けんな ペンが剣だ

(てんがおれにくれたさいにかんしゃしがんじゃざんまいｎｏｔはんざい)

天が俺にくれた才に感謝し ガンジャ三昧 NOT犯罪

(これはなんかいやったってなんかいいわかんない？)

「これは何回やったってなんか良い 分かんない？」

(うんじゃああわないさわんなあっちいかんかいばいばい)

うん じゃあ合わない 触んな あっち行かんかい バイバイ

(ｉ　ｎｅｅｄ　ｈｉｇｈ　ｔｉｍｅまだいがいにたんない)

I need high time まだ意外に足んない

(かいがいでおぼえてにっぽんをあかいめではいかいまちがいないたいぷ)

海外で覚えて日本を赤い目で徘徊 間違いないタイプ

(たしなんじゃったららいみんぐこんなんほんばんぐだぐだでもうこんなん)

嗜んじゃったらライミング困難 本番グダグダでもうこんなん

(たぶんあしたにはのこんない)

多分明日には残んない

(さきだたんこうかいいまだきづかんぎょうかい)

先立たん後悔 未だ気づかん業界

(おおきくなるあしたよりもがきだったきのうがいい)

大きくなる明日よりも ガキだった昨日がいい

(くずがくずなりにたれたのうがきふろうがちんぷ)

クズがクズなりに垂れた能書き フロウが陳腐

(のーたりんおまえのまいくはもうない)

ノータリン お前のマイクはもうない

(かくげんかくげんふれんどがくれんのはあんしんかしかんかんじんかしんか)

格言か苦言 フレンドがくれんのは安心か弛緩 感じんか進化

(しげきてきないめーじをおしころすきせいひんきれいにきれいにと)

刺激的なイメージを押し殺す既製品 綺麗に綺麗に と

(おれははんぴれいしつむぎだすひでえしひけしにもけせんひ)

俺は反比例し 紡ぎ出すひでえ詩 火消しにも消せん火

(ｐｔａがけむたがるえねるぎー)

PTAが煙たがるエネルギー

(ほんとうにおもったことをうたにしようかそうじゃないうたはぶたのえさにしようか)

本当に思ったことを歌にしようか そうじゃない歌は豚の餌にしようか

(ぶたがふえすぎたえさがおおすぎた)

豚が増えすぎた 餌が多すぎた

(それはくさっちまったつくりてがわのつみだ)

それは腐っちまった作りて側の罪だ

(わいちまったうじははえになるだけはでにまうかねはつまりくそかしかばね)

湧いちまった蛆は蝿になるだけ 派手に舞う金はつまり糞か屍

(おれはそこにたかるひまはねえまだわけえまだくさっちゃねえ)

俺はそこに集る暇はねえ まだ若え まだ腐っちゃねえ

(おまえらとはちがえいけんはあわねえｄａｍｎ)

お前らとは違え 意見は合わねえ Damn

(きえてはうかびするいっしゅんのひらめきをかたちにりすなーのはなをあかしに)

消えては浮かびする一瞬の閃きを形に リスナーの鼻を明かしに

(わたしに？　そうあなたにこれをあいのあかしに)

「私に？」そうあなたに これを愛の証に

(おまえのこえがほぐすおれのはったかたひじ)

お前の声がほぐす俺の張った肩肘

(おもったことはなんだろうとぜったいにいうたち)

思ったことはなんだろうと絶対に言う性質

(とつじょふるゆうだちさながらすこーる)

突如降る夕立 さながらスコール

(つもるゆきっていうかあらいながすごうう)

積もる雪 っていうか洗い流す豪雨

(だいじょうぶおれのきょくがきょうだしたとうぶ)

大丈夫 俺の曲が強打した頭部

(こうふんしたぼうくんのむなまつばごっくんどくんどくんみゃくうったしんぞうぶ)

興奮した暴君 飲む生唾 ごっくん ドクンドクン 脈打った心臓部

(どうどうおちつけこわくなったこしぬけかねにうったたましいそこにおちるべん)

どうどう 落ち着け 怖くなった腰抜け 金に売った魂 そこに落ちる便

(おれはそこいがいのべつのばしょにもぐろうさむらい。のおととしろいかみとぺんがよぶほう)

俺はそこ以外の別の場所に潜ろう 侍。の音と白い紙とペンが呼ぶ方

(そこからかちとったことばをちょくそう)

そこから勝ち取った言葉を直送

(おまえがのぞむならどこへだっておくろう)

お前が望むならどこへだって送ろう

(そくどますしたさきとあたまのかいてんはいぜんよりもきけんしわのよったみけん)

速度増す舌先と頭の回転は以前よりも危険 皺の寄った眉間

(しめんそかｏｋどうってことねえいけんのかｏｋどうってことねえ)

四面楚歌 OK どうってことねえ 行けんのか OK どうってことねえ